コパノリッキーがまさかのスプリントを選択というサプライズもある中、更に盛り上げるであろう地方の星を2頭ご紹介いたします。地方馬とは言っても、既にみなさん中央で見ているかもしれません。
オーナー北島三郎さんの71歳の誕生日に人気薄ながら東京盃勝利というプレゼントをしたキタサンミカヅキ。中央のオープンでもそれなりに戦えていた馬ではありますが、船橋へ移籍してから負け無しの連勝中。やはりオーナーが芸能人であることからイロモノ感が出てしまうのか、キタサンブラック同様あまり人気を被ることはありませんが、覚醒した感のある競馬っぷりをみせています。
そしてもう1頭がブルドッグボス。クラスターカップ以降は勝利から離れていますが、3着以内は外さない堅実な走りを見せています。今回開催の大井競馬場では頼もしい存在、鞍上に内田博幸騎手を迎えて出走します。対する中央勢からはコパノリッキー以外にも過去の同レース覇者コーリンベリーやドリームバレンチノも出走してきます。
JRA勢VS元JRA勢という構図を見せつつある今年のJBCスプリント。例年、地方勢は馬券圏内ですら厳しいレースですが、コパノリッキーの偉業に立ちはだかるのは元JRA勢の意地ではないかと、馬券妙味にも期待しつつキタサンミカヅキ、ブルドックボスの単勝で今回は応援したいと思います。