【注目新馬】武豊騎手にはやはりこの勝負服?ユーキャンスマイル5日京都デビュー

ディープインパクト、カネヒキリといった金子真人オーナーの超一流馬の背中にこの男有り、と言えば武豊騎手でしたが、最近ではダービー馬マカヒキは川田騎手、ルメール騎手、内田騎手と乗り替わりを繰り返していますが、往年の名コンビの復活はないものかと静観していました。その他のオーナー馬で全く騎乗がないわけではないため絶縁ではないのが反対に歯がゆい気持ちでしたが、今週デビューするユーキャンスマイルが新馬戦から武豊騎手騎乗で見られそうです。

父キングカメハメハ、母ムードインディゴということで、両親ともに金子真人馬であります。デビューは5日京都5R芝2000mで開催されるメイクデビューとなります。マカヒキと同じ栗東・友道厩舎の管理馬ということで、これまでの傾向からこの馬もデムーロ、ルメール、川田騎手あたりを起用しそうなものかと思いましたが武豊騎手でデビューの運びとなりました。今の武豊騎手と言えばやはりキタサンの勝負服が象徴的かもしれませんが、この勝負服でも大舞台に立って欲しいと願っているのは私だけではないでしょう。

母ムードインディゴは秋華賞では2着に入り、府中牝馬Sを勝利した素質馬でもあり、伯母のチャペルコンサートも牝馬三冠皆勤出走し、オークスでは2着まで来るなど芯の通った血統です。厩舎サイドのジャッジではもっと距離があってもいいとのことなので、期待通り成長すれば三冠レース全てに適性がありそうです。

まだ気が早すぎますが、出来ればこのコンビのままぜひ来年のクラシックまで挑んでもらいたい。目先の1勝よりも将来を重視とは言いますが、クラシックのためには目先の1勝も大事なのもまた事実。デビュー戦の気になる相手も、横山典弘肝いりの評判馬アプルーヴァルやマキシマムドパリの半妹エトワールドパリなど、素質馬・血統馬の揃ったレースとなりました。まずは無事にデビューをするところからということで、楽しみにしたいと思います。