【なでしこ賞2022予想】コパノリッキー産駒ラブミーモナコ、中央移籍初戦で結果を残せるか?

今週日曜阪神8レースに組まれているのは、ダート1400mで行われる2歳1勝クラスの特別戦のなでしこ賞です。今年ダートG1で活躍中のテイエムサウスダンが2019年に勝利しているレースで、大物輩出とまでは言いませんが、先々まで活躍する馬が今年も誕生するか楽しみなレースとなっています。

今年はフルゲート16頭に登録10頭と少頭数での競馬となりそうですが、登録10頭が全て違う種牡馬の産駒となっており、バリエーションに富んだ馬たちが参戦を予定しています。

人気はそれほど上がってこないと思われるものの、血統面、所属厩舎から注目なのが、コパノリッキー産駒のラブミーモナコです。冠“コパノ”でおなじみの小林オーナーの所有馬で、大井競馬からの移籍初戦となります。

ダート1400mは重馬場で逃げ切って6馬身ちぎる圧勝を前走で見せており、相手関係は大幅に強化されますが、距離適性は間違いなくあるものと思われます。

小林オーナーはシャンハイボビー産駒のコパノハンプトンもこのレースに登録しており、前走の未勝利戦では2番手追走から7馬身差をつけて勝利しており、今回はラブミーモナコをコパノハンプトンがマークするような競馬になりそうで、同じ勝負服の先行争いも見ものと言えそうです。

また移籍先となった栗東・村山厩舎は父コパノリッキーを管理していた縁もあり、厩舎としても愛着のある血統の馬といえるでしょう。父は同じく逃げ、先行で結果を残してきており、同様の戦績を歩んできているラブミーモナコが移籍初戦でどんな競馬を見せるのか、楽しみにしたい一戦です。