富士ステークス(2022)出走予定馬の予想オッズと過去10年のデータから傾向を分析!

東京の土曜メインはマイル王者決定戦であるマイルCSのステップレース「富士ステークス」です。2009年には219万馬券、2010年には171万馬券が飛び出しており波乱傾向が強い一戦というイメージがありますが、実際の傾向はどうなのでしょうか?今回は過去10年間のデータをもとに富士Sの傾向を探っていきたいと思います。

■上位人気が堅実も、穴馬の激走も警戒

人気は「1番人気」と「2番人気」が3勝ずつを挙げており、連対数と3着内の回数は「3番人気」となっています。勝ち馬は10頭中8頭が「3番人気以内」から出ており、あとの2頭もいずれも「5番人気」と上位人気の勝率は高めです。下位人気を見ますと「10番人気以下」は2着が1回、3着が4回となっており、穴馬も3着まではよく絡む印象です。2009年と2010年は100万馬券以上と2年連続で荒れたケースもあり、波乱含みの一戦となります。

人気データ
人気 1着 2着 3着 4着以下
1番人気 3 1 0 6
2番人気 3 0 1 6
3番人気 1 4 1 4
4番人気 1 2 1 6
5番人気 2 0 2 6
6~9番人気 0 2 1 37
10番人気以下~ 0 1 4 61
オッズデータ
オッズ 1着 2着 3着 4着以下
2.0~2.9倍 1 1 0 3
3.0~3.9倍 2 0 0 0
4.0~4.9倍 2 0 0 4
5.0~6.9倍 3 5 2 8
7.0~9.9倍 1 1 2 8
10.0~14.9倍 1 0 2 25
15.0~19.9倍 0 1 0 4
20.0~29.9倍 0 1 1 12
30.0~49.9倍 0 1 1 18
50.0~99.9倍 0 0 2 14
100.0倍以上 0 0 0 30
馬単/3連単データ
馬単 3連単
2012 9,420 円 468,140 円
2013 5,930 円 250,420 円
2014 22,700 円 266,760 円
2015 3,450 円 28,720 円
2016 3,940 円 19,900 円
2017 2,120 円 50,980 円
2018 1,880 円 9,650 円
2019 4,520 円 33,510 円
2020 5,210 円 44,730 円
2021 5,550 円 98,750 円

予想オッズ

下記の予想オッズは登録馬の独自予想オッズになります。正式オッズは馬券発売後に随時公開されますので、必ず主催者発表のものと照合しご確認ください。

予想オッズ
人気 馬名 予想オッズ
1 ダノンスコーピオン 2.0
2 セリフォス 2.8
3 ソウルラッシュ 4.9
4 タイムトゥヘヴン 10.2
5 エアロロノア 18.9
6 ピースワンパラディ 23.7
7 ラウダシオン 31.0
8 シュリ 38.8
9 ピースオブエイト 47.2
10 アルサトワ 54.6
11 ダイワキャグニー 65.5
12 ルフトシュトローム 84.2
13 スマートリアン 90.3
14 アオイクレアトール 103.2
15 リレーションシップ 125.4
16 ノルカソルカ 169.8
17 レインボーフラッグ 211.1

■「内枠」が不振&「差し」がやや優勢

コースは東京競馬場の芝1600mを使用。枠は「8枠」が最多の3勝、連対数と3着内の回数も最多です。「7枠」も3着が4回と多く、外枠が好走しています。「1~3枠」は連対数が1回ずつとなっており、内枠が不振です。内枠不利・外枠有利の傾向が顕著です。

脚質は「差し」が最多の5勝を挙げており、連対数と3着内の回数も最多です。「先行」も4勝を挙げており2・3着の数も「差し」と大きな差はありませんので、「差し」がやや優勢という程度に考えておきたいと思います。

枠番データ
枠番 1着 2着 3着 4着以下
1枠 1 0 1 14
2枠 1 0 1 16
3枠 1 0 1 16
4枠 2 2 1 13
5枠 2 2 0 15
6枠 0 2 2 16
7枠 0 1 4 18
8枠 3 3 0 18
脚質データ
脚質 1着 2着 3着 4着以下
逃げ 0 0 0 10
先行 4 2 3 30
差し 5 4 3 48
追い込み 1 4 4 38

■馬体重の増減が「-3~+3kg」だった馬に注目

馬体重の増減は、最多の5勝を挙げ、連対数と3着内の回数が最多の「-3~+3kg」に注目です。

馬体重増減データ
馬体重増減 1着 2着 3着 4着以下
-19~-10kg 2 0 0 9
-9~-4kg 2 1 2 24
-3~+3kg 5 3 3 50
+4~+9kg 1 5 3 30
+10~+19kg 0 1 2 11
+20kg~ 0 0 0 1
不明・初出走・未更新 0 0 0 1
今回減 7 2 3 51
同体重 1 0 1 21
今回増 2 8 6 54

■年齢はフラットな傾向

年齢は、「3歳」と「4歳」が最多の4勝ずつを挙げています。3着内の回数は「5歳」が最多となっており、数にも差はほとんどありませんので、年齢についてはフラットな目線で予想したいと思います。

性別は「牡馬」が8勝を挙げており、勝ち馬は「牡馬」から出やすい傾向となっています。所属は「栗東」が6勝を挙げており、関西馬がやや優勢です。

馬齢データ
馬齢 1着 2着 3着 4着以下
3歳 4 2 2 31
4歳 4 3 2 17
5歳 2 4 6 30
6歳 0 1 0 31
7歳 0 0 0 12
8歳以上 0 0 0 5
性別データ
性別 1着 2着 3着 4着以下
牡馬 8 9 8 115
牝馬 2 1 2 5
セン馬 0 0 0 6
所属データ
所属 1着 2着 3着 4着以下
美浦 4 7 4 47
栗東 6 3 6 75
地方 0 0 0 4

■前走レースが「京成杯オータムH」だった馬に注目

前走レースは、最多の2勝を挙げ、連対数と3着内が最多の「京成杯オータムH」が参考レースとしての重要度が一番高そうです。前走着順は「1着」と「4着」が2勝ずつを挙げていますが、「6着以下」に敗れた馬も3着内が12頭と多く、前走で掲示板外に敗れた馬にも十分警戒する必要がありそうです。

前走レースデータ
前走レース 1着 2着 3着 4着以下
京成杯オータムハンデキャップ 2 2 1 24
関屋記念 2 0 0 7
安田記念 1 2 0 4
ヴィクトリアマイル 1 0 2 0
朝日杯セントライト記念 1 0 1 1
ポートアイランドステークス 1 0 0 19
札幌記念 1 0 0 3
皐月賞 1 0 0 1
エプソムカップ 0 1 0 6
NHKマイルカップ 0 1 0 5
前走クラスデータ
前走クラス 1着 2着 3着 4着以下
G1 3 3 2 18
G2 2 0 3 12
G3 4 6 2 57
リステッド/オープン 1 1 2 27
3勝クラス 0 0 1 7
新馬・未勝利 0 0 0 1
海外 0 0 0 1
地方 0 0 0 3
前走着順データ
前走着順 1着 2着 3着 4着以下
1着 2 3 1 19
2着 1 2 0 12
3着 2 0 2 11
4着 1 0 2 10
5着 1 1 0 8
6~9着 1 2 1 31
10着以下~ 2 2 4 35

[該当馬] 前走が京成杯AHだった馬

  • ルフトシュトローム(京成杯AH・11着)

■騎手は「戸崎圭太」に注目

騎手は「C.ルメール」と「戸崎圭太」の2名が最多の2勝ずつを挙げていますが、今年はルメール騎手の騎乗予定がありませんので、騎乗予定がある戸崎騎手に注目したいと思います。

騎手データ
騎手 1着 2着 3着 4着以下
C.ルメール 2 3 0 2
戸崎圭太 2 2 0 5
福永祐一 1 1 1 6
内田博幸 1 0 1 6
蛯名正義 1 0 1 4
池添謙一 1 0 0 4
武豊 1 0 0 4
岩田康誠 1 0 0 2
M.デムーロ 0 1 1 5
柴田大知 0 1 0 6

[該当馬] 戸崎圭太騎手の騎乗予定馬

  • ピースワンパラディ