【デイリー杯2歳S2017予想】レースセンス抜群のカツジ、来年のクラシック路線へ名乗り出る

来年のクラシック戦線を占う意味でも大事な2歳重賞の1つデイリー杯2歳ステークスが行われます。にもかかわらず、出走頭数が9頭のみと残念で寂しいところです。

しかし、それでもさすがG2というだけあって、来年のクラシックに名乗り出そうな馬が揃いました。中でも一番の注目は、ディープインパクト産駒のカツジでしょう。

1番人気は新潟2歳ステークスを32秒台の末脚で勝ったフロンティアでしょうが、カツジも今回人気では劣っても、素質では決して負けていない馬です。カツジは新馬戦のみの1戦1勝の成績ですが、その新馬戦では今回と同じ京都競馬場の1600mで1番人気に推され、期待通りの勝利をあげます。レースでは5番手につけて直線を向いても追い出しを我慢し、前が空いた瞬間にやや外に出してからは、すっと突き放しての勝利でした。まるで古馬のレースを見ているようなこの大人びたレースセンスは、レース経験の浅い馬達の中にあって、かなりのプラス要素と言えるのではないでしょうか。

この新馬戦は重馬場で、時計も1分38秒8と時計が掛かるタフな馬場だったのですが、他の馬がどちらかというと重たい馬場に苦労している脚色の中、1頭だけ力強さが違う印象を感じさせました。渋った馬場をしっかり踏みしめながら伸びていく脚は今の京都の馬場では大きなアドバンテージとなるでしょう。

ホワイトマズル×トニービンという血統もディープインパクトのキレ味に底力を色をつけてくれそうな良い血統。重馬場の京都であの競馬なら、ある程度ましな馬場となりそうな今回はさらにパフォーマンスを上げてくるのではないでしょうか。今後が楽しみな素質馬の、重賞初勝利に期待して勝負をしたいと思います。