【京阪杯2015予想】逃げ馬不在の短距離戦、4角回ってよーいどんならディープ産駒のサトノルパン!

来年1月ラストに行われるシルクロードSの前哨戦的な京阪杯が今週末京都競馬場にて開催されます。例年1200mのコースに多頭数で行われ、荒れることの多い名物レースです。ただ今年に関しては、例年とちょっと違う点は、出走頭数がここ10年で一番少なかった15頭しかいないということ。ではなく、逃げ馬が不在なのです。

1200mの京都の重賞で逃げ馬がいないなんて、こんなことはめったにありません。そうなると荒れる要素が少なくなり、今回の有力馬であるビッグアーサーのような先行馬にとってはチャンスが広がったと言え、人気にも拍車が掛かってくるでしょう。

そんなレースで一発があるとするなら、スローの短距離戦での究極の末脚勝負にも対応出来る馬になります。上がり32秒台になるような末脚勝負、そこに適応できるとするならやはりディープインパクト産駒しかいないでしょう。

今回の京阪杯でディープインパクト産駒はただ1頭、サトノルパンだけなのです。そう、今回究極の末脚勝負でビッグアーサーを負かすとするなら、サトノルパンしかいないのです。この馬、1200mは前々走の1600万道頓堀Sでの1回しか経験がありません。それまでマイル路線を中心に走っていたのですが、格下とは言え初の1200mで中段から差し切った感じからは1200mも十分適性がありそうです。

そして今回の末脚勝負ならディープインパクトの血が騒いでも不思議ではありません。今年の逃げ馬不在の京阪杯、サトノルパンの頭から勝負してみたいレースです。