今週土曜阪神メインレースは、1着馬にマイルチャンピオンシップへの優先出走権が与えられるG2のスワンステークスです。ここ4年は3歳馬が勝てておらず、今年はシンザン記念勝ち馬のマテンロウオリオンの上位人気が予想されるだけに、サングレーザー以来の3歳馬の勝利なるかも注目です。
また、2018年にこのレースを勝利しているダイアトニックは今年7歳ながら、前走のスプリンターズステークス4着と、ハイレベルなレース内容で阪急杯以来の勝利を目指しています。
前目につけそうなヴァトレニやホウオウアマゾン、ミッキーブリランテあたりがハイペースを演出すると台頭してきそうなのが、安定感はあるものの勝ち味に遅いスカイグルーヴです。
芝1400mはこれまで4戦して1勝ながら、2着3回と連対率100%となっており、ルメール騎手が引続き騎乗するのも魅力です。
前走の関屋記念では道中リキむシーンもあって4着と敗れていますが、得意の1400m戦を叩き2戦目で挑めることもあり、G2とはいえ京王杯SCでメイケイエールの2着とレベルの高いメンバー相手に結果を残している点からも、今回のメンバーでも十分期待が持てそうです。
その他のメンバーでは、今年の高松宮記念2着のロータスランドやシンガリ一気で前走勝利しているルプリュフォールなど楽しみな馬たちが参戦しますので、フルゲート必至となりそうな今年は、馬券検討のし甲斐もありそうですね。