【京王杯2歳S予想2022】狙い目の穴馬は、1400mの経験上位のアノ馬!

今週の土曜日、東京競馬場では2歳重賞G2Ⅱ京王杯2歳ステークスが行われます。2歳馬にとってこのレースは非常に重要で、ここで良いレースを魅せれば12月の朝日杯フューチュリティステークスから来年のクラシック路線までを目標にできる。反面、凡走すればクラシック路線ではない路線を考えていかないかもしれなく、結果次第で大きく今後が左右されることにもなります。

そんな重要レースで今回最有力視しているのは、ワールドエース産駒の牡馬ノーブルランです。ノーブルランはデビュー戦、2戦目ともに3着の後、3戦目の未勝利戦で初勝利と、勝ち星をあげるまではやや時間がかかった1頭。

ただ、その3戦とも1400mという距離を使ってきたのはここでは大きなアドバンテージとなりそうです。今回の出走馬18頭の中で東京1400mの条件を走ったことがある馬はノーブルランを含めて3頭しかいません。当然キャリアの浅い2歳戦ともなればこの距離が初挑戦となるケースは珍しくもありませんが、その経験が浅い馬の中で3戦も走っているのはやはり好感が持てる点です。

さらに展開面も今回は向きそうな気配十分。出走馬18頭中、前走で4コーナーで3番手以内にいた馬が10頭もおり、差し向きのレースになる可能性は高そうです。差し向きな展開でも多頭数なので、馬群のでき方によっては距離ロスとなるような進路なら1400m以上の距離適性が求められる場合もあるでしょう。その点同馬はワールドエース産駒ということで、血統的には1400mよりもマイル以上が合う可能性も残しています。多少の距離ロスも問題なくこなしてくれるということもあるでしょう。

ということで今年の京王杯2歳ステークスは、1400mの経験十分なノーブルランがしっかり差し切って重賞制覇を果たしてくれることに期待して応援したいと思います。