エリザベス女王杯(2022)出走予定馬の予想オッズと過去10年のデータから傾向を分析!

阪神競馬の日曜メインは3歳馬と歴戦の古馬が激突する牝馬の頂上決戦「エリザベス女王杯」が開催です。過去に同レースで好走した馬が好走するケースが多く、リピーターが活躍する傾向が強いという印象がありますが、実際はどういった傾向があるのでしょうか。ということで、今回は過去10年間のデータをもとにエリザベス女王杯のレース傾向を探っていきたいと思います。

■「1・2番人気」の勝率低め

人気は「3番人気」が最多の4勝を挙げており、勝率は抜けて好成績です。「1番人気」は2着3回、3着2回で複勝率は60%とまずまずですが、「1・2番人気」はいずれも1勝ずつと勝率は低めです。下位人気を見ますと「10番人気以下」は1・2着が1回ずつとなっており、大穴はほとんど絡みません。「6~9番人気」は3着内に9頭と多いので、このあたりの中穴クラスの人気馬が狙い目となりそうです。比較的堅実に決着する傾向にあるので、人気馬と人気薄の組み合わせで小波乱から中穴狙いという買い方が良さそうです。

人気データ
人気 1着 2着 3着 4着以下
1番人気 1 3 2 4
2番人気 1 0 1 8
3番人気 4 0 2 4
4番人気 0 0 1 9
5番人気 1 1 2 6
6~9番人気 2 5 2 31
10番人気以下~ 1 1 0 81
オッズデータ
オッズ 1着 2着 3着 4着以下
1.0~1.9倍 0 1 0 0
2.0~2.9倍 0 0 1 2
3.0~3.9倍 2 2 2 6
4.0~4.9倍 1 0 0 1
5.0~6.9倍 3 0 2 9
7.0~9.9倍 1 0 1 9
10.0~14.9倍 0 1 2 6
15.0~19.9倍 1 1 1 7
20.0~29.9倍 1 3 0 12
30.0~49.9倍 0 1 1 20
50.0~99.9倍 1 1 0 27
100.0倍以上 0 0 0 44
馬単/3連単データ
馬単 3連単
2012 6,630 円 50,810 円
2013 4,480 円 64,840 円
2014 2,140 円 15,570 円
2015 4,730 円 23,590 円
2016 22,570 円 158,930 円
2017 15,890 円 127,540 円
2018 12,450 円 56,370 円
2019 5,440 円 26,480 円
2020 3,610 円 21,050 円
2021 137,500 円 3,393,960 円

予想オッズ

下記の予想オッズは登録馬の独自予想オッズになります。正式オッズは馬券発売後に随時公開されますので、必ず主催者発表のものと照合しご確認ください。

予想オッズ
人気 馬名 予想オッズ
1 デアリングタクト 3.2
2 スタニングローズ 4.3
3 ナミュール 5.9
4 ジェラルディーナ 7.3
5 ウインマリリン 11.6
6 ピンハイ 11.4
7 アカイイト 19.8
8 マジカルラグーン 21.4
9 アンドヴァラナウト 24.1
10 イズジョーノキセキ 26.5
11 ウインマイティー 33.9
12 ウインキートス 48.4
13 ルビーカサブランカ 61.6
14 ライラック 74.5
15 テルツェット 81.8
16 クリノプレミアム 89.7
17 ソフトフルート 122.1
18 サンテローズ 191.8
19 ホウオウエミーズ 203.0
20 シャムロックヒル 236.1
21 ローザノワール 258.9
22 フィオリキアリ 274.2
23 コトブキテティス 301.7

■「外枠」がやや優勢&脚質は「差し」が中心

コースは阪神の芝2200mを使用。例年京都の芝2200mで行われていますが、今年は京都競馬場の改修工事の影響で、阪神コースでの開催となります。「枠」と「脚質」についてはコースに依存するところも大きいデータとなるため、今年は傾向が当てはまりにくいところがある点をあらかじめご注意ください。(阪神・芝2200mの傾向はこちら

枠は「8枠」が最多の3勝を挙げており、連対数と3着内の回数も最多です。「1枠」と「2枠」も2勝ずつを挙げるなど内枠も好走しており、内外の有利不利は少なめです。内馬場が荒れる事が多い阪神コースでの開催ということもあってか、この時期となると外枠からの馬も優勢に競馬を進められる傾向にあります。

脚質は「差し」が最多の8勝を挙げており、連対数と3着内も最多です。「先行」も2着は5回と多いので連には絡みますが、勝ち馬に関しては断トツで差し馬が好成績です。

枠番データ
枠番 1着 2着 3着 4着以下
1枠 2 0 2 15
2枠 2 1 0 17
3枠 1 3 1 15
4枠 0 0 3 17
5枠 0 2 1 17
6枠 2 1 2 15
7枠 0 1 1 24
8枠 3 2 0 23
脚質データ
脚質 1着 2着 3着 4着以下
逃げ 0 2 0 8
先行 2 5 1 30
差し 8 3 7 56
追い込み 0 0 2 49

■馬体重の増減が「-3~+3kg」だった馬に注目

馬体重の増減は、最多の7勝を挙げ、連対数と3着内も最多の「-3~+3kg」に注目。

馬体重増減データ
馬体重増減 1着 2着 3着 4着以下
-19~-10kg 1 0 0 2
-9~-4kg 1 3 2 31
-3~+3kg 7 4 3 73
+4~+9kg 0 3 3 29
+10~+19kg 1 0 2 8
今回減 4 5 3 57
同体重 3 2 1 22
今回増 3 3 6 64

■「4歳」が好成績

年齢は、最多の6勝を挙げ、連対数と3着内の回数が最多の「4歳」に注目です。所属は「栗東」が8勝を挙げており、関西馬が優勢です。

馬齢データ
馬齢 1着 2着 3着 4着以下
3歳 2 4 2 27
4歳 6 3 7 50
5歳 2 2 1 48
6歳 0 1 0 14
7歳 0 0 0 3
8歳以上 0 0 0 1
所属データ
所属 1着 2着 3着 4着以下
美浦 2 2 0 45
栗東 8 8 10 98

[該当馬] 4歳馬

  • アンドヴァラナウト
  • ジェラルディーナ

■前走レースが「府中牝馬S」に注目

前走レースは、最多の5勝を挙げ、連対数と3着内の回数が最多の「府中牝馬S」が参考レースとしての重要度が高そうです。前走着順はどの着順もまんべんなく好走していますが、勝ち馬は10頭中9頭が「5着以内」に好走していた馬でした。

前走レースデータ
前走レース 1着 2着 3着 4着以下
府中牝馬ステークス 5 5 3 42
秋華賞 2 3 1 22
産経賞オールカマー 2 1 0 9
札幌記念 1 0 1 1
鳴滝特別 0 1 0 0
農林水産省賞典 新潟記念 0 0 1 2
宝塚記念 0 0 1 2
優駿牝馬 0 0 1 1
ヴィクトリアマイル 0 0 1 0
2勝クラス 0 0 1 0
前走クラスデータ
前走クラス 1着 2着 3着 4着以下
G1 2 3 4 25
G2 8 6 4 65
G3 0 0 1 9
リステッド/オープン 0 0 0 19
3勝クラス 0 0 0 21
2勝クラス 0 1 1 4
前走着順データ
前走着順 1着 2着 3着 4着以下
1着 2 3 3 36
2着 2 3 1 18
3着 3 0 3 14
4着 1 0 0 12
5着 1 2 1 9
6~9着 1 2 2 31
10着以下~ 0 0 0 23

[該当馬] 前走が府中牝馬Sだった馬

  • イズジョーノキセキ(1着)
  • アンドヴァラナウト(3着)
  • クリノプレミアム(8着)
  • アカイイト(10着)
  • ローザノワール(15着)

■騎手は「M.デムーロ」に注目

騎手は、唯一2勝を挙げている「M.デムーロ」騎手に注目です。

騎手データ
騎手 1着 2着 3着 4着以下
M.デムーロ 2 0 4 2
C.ルメール 1 1 1 6
川田将雅 1 1 0 6
幸英明 1 0 0 6
蛯名正義 1 0 0 5
武幸四郎 1 0 0 2
柴田善臣 1 0 0 2
C.スミヨン 1 0 0 0
J.モレイラ 1 0 0 0
岩田康誠 0 3 0 4

[該当馬] M.デムーロ騎手の騎乗予定馬

  • ライラック