武蔵野ステークス(2022)出走予定馬の予想オッズと過去10年のデータから傾向を分析!

東京競馬の土曜メインは秋のダート王者決定戦となるチャンピオンズカップの前哨戦「武蔵野S」です。2015年の勝ち馬ノンコノユメは続くチャンピオンズカップで2着、2013年の勝ち馬ベルシャザールはチャンピオンズカップを制し重賞連勝を果たしており、本番へ繋がる一戦として注目しておきたい一戦です。今回は過去10年間のデータをもとに武蔵野Sのレース傾向を探っていきたいと思います。

■穴馬の激走多し、波乱傾向強め

人気は「1番人気」が最多の3勝を挙げており、連対数と3着内の回数も最多です。ただ、「2番人気」は1勝、「3番人気」も2勝と上位人気の勝率は低めです。一方、下位人気を見ますと「6~9番人気」が4勝を挙げており、人気薄の台頭が目立っています。「10番人気以下」は連対数1回のみですが、3着には絡んでくるので、人気薄がアタマまであることを踏まえると大波乱となる可能性も十分ありそうです。波乱傾向は強いレースと言って良いでしょう。

人気データ
人気 1着 2着 3着 4着以下
1番人気 3 1 1 5
2番人気 1 2 1 6
3番人気 2 1 0 7
4番人気 0 1 0 9
5番人気 0 1 0 9
6~9番人気 4 3 5 28
10番人気以下~ 0 1 3 64
オッズデータ
オッズ 1着 2着 3着 4着以下
1.0~1.9倍 0 0 1 0
2.0~2.9倍 1 0 0 3
3.0~3.9倍 3 2 1 2
4.0~4.9倍 0 0 0 4
5.0~6.9倍 2 2 0 8
7.0~9.9倍 1 1 1 11
10.0~14.9倍 1 0 3 14
15.0~19.9倍 0 2 1 9
20.0~29.9倍 1 1 0 12
30.0~49.9倍 1 1 1 12
50.0~99.9倍 0 1 0 19
100.0倍以上 0 0 2 34
馬単/3連単データ
馬単 3連単
2012 2,010 円 18,240 円
2013 1,920 円 14,010 円
2014 4,890 円 167,440 円
2015 4,590 円 13,660 円
2016 16,950 円 157,320 円
2017 27,980 円 1,783,490 円
2018 5,360 円 22,880 円
2019 45,590 円 2,353,630 円
2020 17,080 円 203,670 円
2021 3,550 円 27,580 円

予想オッズ

下記の予想オッズは登録馬の独自予想オッズになります。正式オッズは馬券発売後に随時公開されますので、必ず主催者発表のものと照合しご確認ください。

予想オッズ
人気 馬名 予想オッズ
1 レモンポップ 2.0
2 タガノビューティー 3.9
3 ギルデッドミラー 6.9
4 セキフウ 9.7
5 バスラットレオン 13.5
6 ハヤブサナンデクン 20.1
7 エアスピネル 25.8
8 フルデプスリーダー 31.0
9 アドマイヤルプス 39.7
10 サンライズノヴァ 41.5
11 ドライスタウト 52.3
12 アシャカトブ 62.0
13 ブラッティーキッド 74.1
14 デュードヴァン 85.2
15 アラジンバローズ 89.3
16 ペプチドナイル 102.4
17 スマッシングハーツ 188.7
18 ケイデンスコール 212.3
19 キタノヴィジョン 236.4
20 デュープロセス 248.9

■「最内」が不振&「差し・追い込み」が好成績

コースは東京のダート1600mを使用。枠は「6枠」が最多の3勝を挙げており、連対数と3着内の回数は「2枠」と「6枠」が最多タイとなっています。比較的まんべんなくどの枠も好走していますが、「1枠」は0勝、2着が1回のみとなっており、最内が不振です。

脚質は「差し」と「追い込み」が4勝ずつを挙げており、後ろから進めた馬が好走傾向にあります。「先行」も2着3回、3着4回と絡んではいますが、勝ち馬については控えるタイプの馬から狙った方が良さそうです。

枠番データ
枠番 1着 2着 3着 4着以下
1枠 0 1 0 18
2枠 2 2 2 13
3枠 2 0 0 18
4枠 1 1 3 15
5枠 0 2 1 17
6枠 3 1 2 14
7枠 1 2 1 16
8枠 1 1 1 17
脚質データ
脚質 1着 2着 3着 4着以下
逃げ 1 0 0 9
先行 1 3 4 26
差し 4 6 2 55
追い込み 4 1 4 38

■馬体重の増減が「3~+3kg」だった馬に注目

馬体重の増減は、最多の6勝を挙げ、連対数と3着内の回数が最多の「3~+3kg」に注目です。

馬体重増減データ
馬体重増減 1着 2着 3着 4着以下
-19~-10kg 0 0 0 9
-9~-4kg 1 4 2 25
-3~+3kg 6 5 6 62
+4~+9kg 3 1 2 24
+10~+19kg 0 0 0 8
今回減 2 4 2 57
同体重 1 2 3 21
今回増 7 4 5 50

■「6歳」が好成績

年齢は、最多の4勝を挙げている「6歳」に注目です。性別は、3着内に入った30頭全てが「牡馬・セン馬」となっており、牝馬は出走自体が少なく出ても馬券に絡みません。所属は「栗東」が8勝を挙げており、関西馬が優勢です。

馬齢データ
馬齢 1着 2着 3着 4着以下
3歳 2 3 2 16
4歳 1 1 1 19
5歳 2 4 3 38
6歳 4 1 3 25
7歳 1 0 1 23
8歳以上 0 1 0 7
性別データ
性別 1着 2着 3着 4着以下
牡馬 9 9 10 117
牝馬 0 0 0 3
セン馬 1 1 0 8
所属データ
所属 1着 2着 3着 4着以下
美浦 2 0 0 38
栗東 8 10 10 90

[該当馬] 6歳馬

  • アシャカトブ
  • ケイデンスコール
  • スマッシングハーツ
  • デュープロセス
  • ハヤブサナンデクン

■前走レースが「マイルCS南部杯」または「グリーンチャンネルC」だった馬に注目

前走レースは「マイルCS南部杯」と「グリーンチャンネルC」が2勝ずつを挙げており、3着内の回数も最多タイとなっています。参考レースとしての重要度はこの2つのレースが高そうです。前走着順は「1着」が最多の6勝を挙げており、連対数と3着内の回数も最多です。前走を勝利している馬は連続好走する可能性が高そうです。

前走レースデータ
前走レース 1着 2着 3着 4着以下
マイルCS南部杯 2 3 0 12
グリーンチャンネルカップ 2 0 3 19
ジャパンダートダービー 1 1 1 1
ブラジルカップ 1 1 0 8
秋嶺ステークス 1 0 1 2
エルコンドルパサーメモリアル 1 0 0 2
白山大賞典 1 0 0 0
サマーチャンピオン 1 0 0 0
シリウスステークス 0 2 0 7
アハルテケステークス 0 1 0 3
前走クラスデータ
前走クラス 1着 2着 3着 4着以下
G1 0 0 0 5
G2 0 0 0 2
G3 0 2 3 27
リステッド/オープン 4 4 4 60
3勝クラス 1 0 1 12
地方 5 4 2 22
前走着順データ
前走着順 1着 2着 3着 4着以下
1着 6 2 2 30
2着 0 1 2 13
3着 3 3 0 10
4着 1 0 2 11
5着 0 1 2 11
6~9着 0 3 1 26
10着以下~ 0 0 1 27

[該当馬] 前走が「マイルCS南部杯」または「グリーンチャンネルC」だった馬

  • サンライズノヴァ(マイルCS南部杯・6着)
  • エアスピネル(マイルCS南部杯・9着)
  • ギルデッドミラー(グリーンチャンネルC・2着)
  • タガノビューティー(グリーンチャンネルC・3着)
  • スマッシングハーツ(グリーンチャンネルC・4着)
  • アドマイヤルプス(グリーンチャンネルC・9着)

■騎手は「戸崎圭太」と「C.ルメール」に注目

騎手は2勝ずつを挙げている「戸崎圭太」と「C.ルメール」の2名の騎手に注目です。

騎手データ
騎手 1着 2着 3着 4着以下
戸崎圭太 2 1 1 5
C.ルメール 2 0 1 3
三浦皇成 1 1 1 2
田辺裕信 1 1 0 7
横山典弘 1 0 0 6
R.ムーア 1 0 0 5
松若風馬 1 0 0 1
武豊 1 0 0 1
四位洋文 0 2 0 1
北村宏司 0 1 1 7

[該当馬] 戸崎圭太騎手とC.ルメール騎手の騎乗予定馬

  • レモンポップ(戸崎圭太) アドマイヤルプス(C.ルメール)