チャンピオンズカップ(2022)出走予定馬の予想オッズと過去8年のデータから傾向を分析!

中京競馬の開幕週を飾るのは中央ダート日本一を決めるG1「チャンピオンズC」です。2014年に名称がジャパンカップダート(JCD)から現在のチャンピオンズカップに変わり、舞台は阪神から中京競馬場へと変わりました。今回は中京に変わってからの過去8年間のデータをもとに、チャンピオンズカップの傾向を探っていきたいと思います。

■人気薄の伏兵がしばしば台頭

人気は「1・2番人気」が2勝ずつを挙げており、連対数は「1番人気」、3着内の回数は「3番人気」が最多となっています。上位人気の勝率はやや低めで、人気薄の台頭がしばしば見られます。「10番人気以下」の穴は1勝3着3回で頻度は少ないですが、「6~9番人気」は2着まではよく絡んでいますので、このあたりの人気薄が狙い目となりそうです。2019年のように3番人気以内の3頭で決まる堅実な決着もありますが、10万馬券以上の三連単は3回と波乱の頻度としては少なくありません。伏兵馬の食い込みには警戒しておきたいところです。

人気データ
人気 1着 2着 3着 4着以下
1番人気 2 3 0 3
2番人気 2 0 0 6
3番人気 0 3 3 2
4番人気 1 0 0 7
5番人気 0 0 1 7
6~9番人気 2 2 0 27
10番人気以下~ 1 0 3 49
オッズデータ
オッズ 1着 2着 3着 4着以下
1.0~1.9倍 1 0 0 1
2.0~2.9倍 0 1 0 0
3.0~3.9倍 1 2 0 3
4.0~4.9倍 1 2 1 1
5.0~6.9倍 1 0 0 8
7.0~9.9倍 0 1 2 7
10.0~14.9倍 2 0 2 9
15.0~19.9倍 1 0 0 7
20.0~29.9倍 0 1 0 13
30.0~49.9倍 0 1 1 13
50.0~99.9倍 1 0 1 17
100.0倍以上 0 0 1 22
馬単/3連単データ
馬単 3連単
2014 9,020 円 70,890 円
2015 36,260 円 318,430 円
2016 4,800 円 85,980 円
2017 9,400 円 158,490 円
2018 3,890 円 27,310 円
2019 1,820 円 8,980 円
2020 11,170 円 206,940 円
2021 1,100 円 52,660 円

予想オッズ

下記の予想オッズは登録馬の独自予想オッズになります。正式オッズは馬券発売後に随時公開されますので、必ず主催者発表のものと照合しご確認ください。

予想オッズ
人気 馬名 予想オッズ
1 テーオーケインズ 1.8
2 クラウンプライド 3.4
3 ジュンライトボルト 9.1
4 グロリアムンディ 10.2
5 ノットゥルノ 13.4
6 ハピ 18.7
7 オーヴェルニュ 23.9
8 シャマル 29.6
9 バーデンヴァイラー 35.4
10 サンライズホープ 41.0
11 ラーゴム 53.8
12 サンライズノヴァ 60.5
13 タガノビューティー 74.1
14 スマッシングハーツ 88.6
15 レッドガラン 101.8
16 ケイアイパープル 111.7
17 レッドソルダード 156.3
18 サクラアリュール 203.6

■外枠不利&先行有利

コースは中京競馬場のダート1800mを使用。枠は「2・3・5枠」が2勝ずつを挙げており、連対数と3着内は「2枠」が最多となっています。「7枠」と「8枠」からは勝ち馬が出ておらず、大外の「8枠」については3着内が0回と不振です。砂を被らない外枠はダートにおいては優勢となるケースも多いですが、4つのコーナーを通過する同コースにおいては外枠が不利になりやすい傾向にあるようです。

脚質は「先行」が最多の4勝を挙げており、連対数と3着内も最多です。直線は長く急坂もあるため「差し・追い込み」もよく決まっていますが、最初のコーナーから向正面にかけての上り坂が影響するためかペースは緩みやすく、先行勢向きの展開となるケースが目立ちます。強い先行タイプの馬には注視したほうがよさそうです。

枠番データ
枠番 1着 2着 3着 4着以下
1枠 0 2 2 10
2枠 2 2 1 11
3枠 2 0 1 13
4枠 1 0 0 15
5枠 2 0 1 13
6枠 1 1 2 12
7枠 0 3 1 12
8枠 0 0 0 15
脚質データ
脚質 1着 2着 3着 4着以下
逃げ 0 0 3 6
先行 4 3 3 19
差し 2 2 1 39
追い込み 2 3 1 37

■馬体重の増減が「-3~+3kg」だった馬に注目

馬体重の増減は、最多の5勝を挙げ、連対数と3着内の回数が最多の「-3~+3kg」に注目です。

馬体重増減データ
馬体重増減 1着 2着 3着 4着以下
-19~-10kg 0 0 1 2
-9~-4kg 0 0 1 11
-3~+3kg 5 3 3 40
+4~+9kg 1 3 3 34
+10~+19kg 2 2 0 12
不明・初出走・未更新 0 0 0 2
今回減 0 1 4 26
同体重 1 1 1 10
今回増 7 6 3 63

■「7歳以上」は割り引き

年齢は「3・4・5・6歳」がそれぞれ2勝ずつを挙げており、どの年齢の馬も満遍なく好走しています。ただ「7歳以上」は連対数が1回と好走数は少ないため、割り引き材料として捉えてもよさそうです。

性別は、7勝を挙げている「牡馬」が中心となります。「牝馬」は3着内が1回のみとなっており、ほとんど絡みません。所属は「栗東」が6勝を挙げており、関西馬が優勢です。

馬齢データ
馬齢 1着 2着 3着 4着以下
3歳 2 1 0 10
4歳 2 0 1 27
5歳 2 2 3 20
6歳 2 4 2 20
7歳 0 1 2 15
8歳以上 0 0 0 8
性別データ
性別 1着 2着 3着 4着以下
牡馬 7 8 8 101
牝馬 1 0 0 4
所属データ
所属 1着 2着 3着 4着以下
美浦 2 1 2 19
栗東 6 7 6 78
外国 0 0 0 3

[該当馬] 7歳以上の馬

  • サクラアリュール
  • サンライズノヴァ
  • レッドガラン

■前走レースは「JBCクラシック」が中心

前走レースは、最多の4勝を挙げ、連対数と3着内が最多の「JBCクラシック」が参考レースとしての重要度が高そうです。前走着順は「1着」と「3着」が2勝ずつを挙げており、連対数と3着内は「1着」が最多となっています。勝ち馬は8頭全てが前走「5着以内」だった馬でした。勝ち馬は、前走で掲示板内に好走していることが必須条件と言えそうです。

前走レースデータ
前走レース 1着 2着 3着 4着以下
JBCクラシック 4 2 1 22
マイルCS南部杯 2 2 1 5
日本TV盃 1 0 0 1
JBCLクラシック 1 0 0 1
みやこステークス 0 2 3 25
武蔵野ステークス 0 2 0 21
JBCクラシック 0 0 1 5
JBCスプリント 0 0 1 2
エルムステークス 0 0 1 1
シリウスステークス 0 0 0 5
前走クラスデータ
前走クラス 1着 2着 3着 4着以下
G1 0 0 1 8
G3 0 4 4 53
リステッド/オープン 0 0 0 3
海外 0 0 0 4
地方 8 4 3 33
前走着順データ
前走着順 1着 2着 3着 4着以下
1着 2 3 1 27
2着 1 0 2 9
3着 2 3 2 12
4着 2 0 0 9
5着 1 0 0 13
6~9着 0 2 1 17
10着以下~ 0 0 2 14

[該当馬] 前走がJBCクラシックだった馬

  • テーオーケインズ(1着)
  • クラウンプライド(2着)
  • オーヴェルニュ(6着)

■騎手はフラットな傾向

騎手は「M.デムーロ」騎手が唯一2勝を挙げていますが、今年は騎乗予定がありません。その他の騎手に傾向らしい傾向は見られませんので、騎手についてはフラットな目線で予想したいと思います。

騎手データ
騎手 1着 2着 3着 4着以下
M.デムーロ 2 0 0 4
大野拓弥 1 0 1 2
戸崎圭太 1 1 0 4
R.ムーア 1 0 0 4
幸英明 1 0 0 4
川田将雅 1 0 0 2
C.ルメール 0 2 0 4
武豊 0 1 2 4
和田竜二 0 1 1 2
藤岡佑介 0 1 0 1