街路樹の紅葉が進み、秋がかなり深まってきました。秋競馬ではJRAのダートナンバー1決定戦「チャンピオンズカップ」がいよいよ開催です。秋の中京競馬の開幕を飾るビッグレースということで注目度の高い一戦となります。
今回もサイン理論で同レースを予想していきたいと思いますが、今のトレンドからサインを探るなら「サッカーW杯」でしょう。先週は日本とコスタリカが戦い、0-1で日本が敗退。今週2日に行われる次戦の対スペイン戦は決勝トーナメント進出がかかっていますし、去年の東京オリンピックではスペインに準決勝で敗れておりリベンジもかかっています。多くの期待と注目が集まる一戦となりそうですね。
「サッカーW杯のスペイン戦」がサインだとするなら、関連性が高そうなのは馬名にスペイン語が入った「レッドソルダード」でしょうか。ソルダード(Soldado)はスペイン語で軍人、兵士、兵隊、といった意味。母のレッドソンブレロも馬名にスペイン語が入っており、ソンブレロはメキシコのつばの広い伝統的な男性用帽子のことをさします。
レッドソルダードは今年3月に3勝クラスを勝ち上がってきた4歳馬。前走リステッドのブラジルCでは好位から抜け出す競馬で5着と、まだまだオープンで勝ちきれず苦戦中です。そんな中で重賞初挑戦がG1の大舞台としきいはかなり高めですが、逃げの手もある先行馬ですし、穴をあけてくる可能性は十分ある1頭です。G1としては伏兵の台頭も目立つレースなので、激走期待の穴馬として買ってみるとレースが面白くなりそうです。
さらにスペイン関連で予想をしていくなら、スペインの国旗のカラーでチームのユニフォームカラーでもある「赤」と「黄色」もサインとして捉えてみるのもよさそうです。赤枠となる「3枠」、黄色枠となる「5枠」に入った馬には注目ですね。もしくは、赤と黄色のカラーリングが目立つ勝負服を着ている陣営ということで「クラウンプライド」と「グロリアムンディ」の2頭もカラーリング的にはサイン馬としてピッタリでしょう。
ということで今年のチャンピオンズカップは「日本vsスペイン戦」をサインとし、馬名にスペイン語が入った「レッドソルダード」を有力視。また、スペインの国旗やチームのユニフォームカラーである赤と黄色をサインとした「3枠」と「5枠」。勝負服が赤と黄色の「クラウンプライド」と「グロリアムンディ」にも注目してみたいと思います。今回もコジツケばかりでかなり無理やりな予想となってしまいましたが、色んな予想の楽しみ方があるという事でご容赦いただきたいと思います。