今週日曜阪神10レースに組まれている3歳以上3勝クラスのハンデ戦の逆瀬川ステークスに、来年の活躍が期待される3歳馬が出走予定ということで注目したいと思います。
リオンディーズ産駒のストーリアは牝馬限定未勝利戦、カーネーションカップ、三面川特別と3連勝で秋華賞に参戦し、結果は9着となったもののデアリングタクトを管理している栗東・杉山厩舎所属ということもあり、今後が期待される1頭といえそうで、今回は岩田望来騎手が未勝利戦脱出以来のコンビで挑む予定です。
また、クラシック路線に乗るものと期待されていた栗東・友道厩舎の管理馬でハーツクライ産駒の牡馬フィデルも、ホープフルステークスに出走し4着に入った期待馬でしたが、若葉ステークスでは1番人気支持を受けつつも3着と敗れ、権利取りも賞金加算にも失敗して以降は、条件戦で古馬との対戦を重ねながら力を着実につけてきています。今回は藤岡康太騎手とのコンビで挑む予定となっています。
そして、武豊騎手とのコンビで注目され、購買価格が5億円超えでも注目された栗東・武幸四郎厩舎所属のドーブネが最有力といえるかもしれません。
2歳戦では新馬戦、ききょうSと連勝でクラシック路線に乗れるものと思われましたが、その後は勝ち星に恵まれず、前走の武田尾特別で久しぶりに勝利し、3勝目をあげました。
武豊騎手が前走逃げ切りで勝利しましたが、今回は乗り替わりで吉田隼人騎手が朝日杯FS以来の騎乗となります。今回も生粋の逃げ馬が4歳牝馬のルースくらいしか見当たらないだけに、再び逃げて押し切りも十分ありえそうです。
勝ち馬は残念ながら基本的に1頭となってしまうのがもったいないレベルの3歳馬が参戦するだけに、いずれも上位人気が想定されますが、レベルの高い競馬が期待できそうですね。