今週土曜中京メインレースに組まれているのは、今年で58回となるハンデ戦のG3、中日新聞杯です。
過去のデータからは古馬有利のレースとなっており、2018年にギベオンが勝利しているものの、3歳馬にとっては苦戦のレースと言えそうです。
今年の登録馬の中では前走のアルゼンチン共和国杯で1番人気に支持されたものの掲示板を外す敗退を喫してしまったキラーアビリティの巻き返しなるかが注目を集めています。
2歳時にはホープフルSを制した素質馬ということで、陣営としてもクラシック路線での活躍を期待した1年だったと思われますが、皐月賞13着から歯車が狂ってしまったのか、思うような戦績が残せないままとなっており、今回は団野騎手との新コンビで改めて立て直しが期待されます。
ひと叩きしての良化も見込め、今回も再度上位人気が想定されますが、相手関係も軽くなり、距離も適距離とも思える芝2000mに戻るのも魅力です。
同じ3歳勢からはマテンロウレオも不気味な1頭といえそうで、引き続き横山典弘騎手が騎乗予定となっています。今年は弥生賞、皐月賞、日本ダービーとハイレベルなメンバーと戦い二桁着順が続いたものの、前走で復活の勝利を挙げており、得意の中京コースで連勝なるかも注目です。
その他、菊花賞では9着に沈んでしまった京都新聞杯勝ち馬のアスクワイルドモアも、岩田望来騎手が引き続き騎乗予定となっており、今年は久しぶりに3歳馬の勝利が狙えるラインナップといえそうです。