今年のダート短距離界で活躍したダノンレジェンド。伝説の序章は昨年のこのレースでした。丸田騎手鞍上ですいすい逃げて1着。今でこそ人気を背負う馬になっていますが当時は12番人気でした。穴から狙いたいレース。それがカペラSです。
フルゲートは16頭。それに対して登録が43頭。なぜか芝馬のはずのアヴニールマルシェなども登録はしているのでアテにはなりませんが、いずれにせよ狭き門となります。今回のレース、人気になりそうな馬がほとんどが高齢馬。昨年2着のサトノタイガーが7歳、前走11番人気で追い込んで霜月Sを勝ったマルカフリートはなんと9歳です。
今年はかしわ記念を古豪・ワンダーアキュートが勝利したり、ダートでは高齢牡馬の穴馬を狙いたい年になっています。そういう中でわたしが注目したのがトキノゲンジ。7歳馬です。血統を見ると、父プリサイスエンド、母オータムリーフ、母の父アーミジャー。今回は津村騎手に乗り替わりですが、前走の室町Sでは怒涛の追い込みをみせ3着。1200mダートの適性は疑うべくもありません。
そして津村騎手で乗り替わりといえばヤマカツエースの福島記念。きっちり答えを出しています。そして何より推したいのが運ですね。さきほど43頭の登録に対してフルゲート16頭というデータを出しましたが、トキノゲンジは賞金順で16番目。つまり、必ず出られるがあと1頭何かいたら除外対象だったわけです。
そういう意味でも注目してください。今回はシゲルカガかサウンドガガがハイペースで飛ばすと思われます。展開も向くはずですよ。