気づけば今年もあと少しで終わりを迎え、グランプリレースの有馬記念が今年はクリスマス開催で、中山競馬場のメインレースで組まれています。
凱旋門賞帰りのタイトルホルダー、ディープボンドが元気に出走を予定しており、新星といえるジャパンカップ勝ち馬のヴェラアズールは京都大賞典以来のコンビとなる松山騎手が騎乗予定で、勢いそのままにG1を連勝なるかも注目です。
また3歳勢からは皐月賞2着、ダービー2着とあと一歩のところで春シーズンを終えたものの、秋の天皇賞をぶっつけで1番人気で勝利したイクイノックスが、父キタサンブラックも勝利した有馬記念に向けてルメール騎手が引続き騎乗し、こちらもG1の連勝なるか期待が高まります。
菊花賞組からは3着だったジャスティンパレスに短期免許来日中のマーカント騎手が騎乗予定となっており、どのようなエスコートをするのか楽しみです。
エリザベス女王杯勝ち馬のジェラルディーナも引続きクリスチャン・デムーロ騎手を確保して挑む予定となっており、父モーリスも古馬になってからは無双といえる走りを見せただけに、娘にもそのDNAが受け継がれているのかどうか、遅咲きの良血が牡馬相手でも勝ち負けを演じられるのか、オッズは割れそうですが、面白いレースとなりそうです。
まさに年末の大決算とも言える豪華なメンバーとなった有馬記念ですが、勢いはないものの期待したいのが、幸騎手とのコンビで挑むアカイイトです。
昨年大波乱となったエリザベス女王杯勝利後は精彩を欠くレースが続いていますが、前走は連覇がかかる中11番人気と低い評価となったエリザベス女王杯で4着と、復調の兆しを見せています。
叩き3戦目となり、中山競馬場との相性はよくないだけに今年も苦しいレースは予想されますが、牝馬の大駆けが多い印象もある有馬記念だけに、今年は昨年以上の着順が狙えるかもしれず、穴馬として推奨したいですね。