ダノンプレミアムの朝日杯FS勝利、さらに最優秀2歳牡馬の勲章も獲得して久々に脚光を浴びているダノン軍団。3年ぶりのG1勝利となった今回でしたが、その直前のG1勝利も蛯名騎手を鞍上に迎えた美浦・国枝厩舎所属のダノンプラチナが1番人気に応えた朝日杯FSでした。
国枝厩舎と蛯名騎手と言えば牝馬3冠馬アパパネなど、この組み合わせはハマると強い、そんなイメージもあります。そんなダノンプラチナも3歳秋の富士S以降は勝ち星に見放されています。本賞金に悩む馬でもなし、先週の京都金杯には出てくるかと期待していましたが、今週中山のオープン・ニューイヤーステークスに出走してきました。京都への輸送を嫌った面もあるかもしれませんが、前走からOPにも出走しているように、とにかく勝ち方を思い出してほしいという陣営の思いも伝わってくるローテーションでもあります。
別定の今回は57kgでの参戦になりますが、対抗と見られるシュウジには距離不安もみられるなか58kgを背負うため、対戦メンバーと比較すると悪くない斤量と言えます。主戦の蛯名騎手としても、今回のメンバーならなんとかしなければ、と意気込んでいることでしょう。
その他のライバルとしては、念願の重賞勝利から1年3ヶ月ぶりにようやく復帰のアデイインザライフ、前走勝利で勢いづいた格上挑戦のキャプテンベリーあたりになりそうですが、格でいえば本来このメンバーなら楽勝しなければいけない馬。ここで久々の勝利なるか、はたまた今年も悩ましい1年になるのか、1番人気になりそうな今回は特に注目したいところです。