今週土曜中京メインレースは、4歳以上オープンのリステッドレースのすばるステークスです。明け7歳になったものの、1400mダート戦中心のローテーションでオープン実績もあるケイアイターコイズが登録しており、明け4歳勢を迎え撃つ古馬としては上位人気が想定されています。
過去5年の勝ち馬をみると、2019年のサクセスエナジーや2021年のテイエムサウスダンがその後ダート重賞で活躍を見せており、今年の勝ち馬にも注目したいレースです。
美浦から遠征する馬が今年は3頭おり、シゲルタイタン、ドウドウキリシマ、バトルクライが出走を予定していますが、今回は川田騎手確保で本気度がうかがえる4歳馬のバトルクライに注目しました。
美浦・高木登厩舎の管理するイスラボニータ産駒のバトルクライですが、ダート1200mから1600m中心のローテーションが組まれており、昨年は大崩れといえる敗戦は5月の端午Sの6着のみとなっており、ユニコーンS以降休養明けからは3戦2勝2着1回と重馬場、良馬場問わず安定感のある走りを見せています。
左回りコースも東京競馬場で2勝、中京競馬場で1勝と得意の舞台となっており、実績ではやや開きがついていますが、同世代で海外遠征経験もあるセキフウや、全日本2歳優駿勝ち馬で、前走では古馬相手の霜月Sを勝利しているドライスタウトとも、今回はいい勝負ができるのではないでしょうか。