マイルCS南部杯、武蔵野Sなどダート重賞3勝を挙げたサンライズノヴァが先月7日に種牡馬として新ひだか町のアロースタッドに到着しました。
父ゴールドアリュールで叔父にサンライズバッカスがいる血統背景となっており、通算成績は43戦10勝とタフネスぶりを発揮しての種牡馬入りとなっています。
雄大な馬格がセールスポイントといえそうで、2歳のデビュー時から540kgを超えた馬体で長く活躍しました。
種付け料は40万円と、ゴールドアリュールの後継種牡馬がすでに一定の活躍を遂げている中ではやや安めの設定ということもあり、需要もありそうで産駒の誕生が楽しみな1頭となっています。
また芝のスプリント路線で長く活躍したジャンダルムも同牧場へ先月20日に到着し、父キトゥンズジョイ、母ビリーヴの血を受け継ぐ貴重な種牡馬として期待されています。
2歳時にはデイリー杯2歳Sを制しているように仕上がりの早さも売りの一つで、昨年9月のスプリンターズS制覇により、史上4頭目となる同一G1母子制覇を成し遂げました。
ジャンダルムは種付け料100万円と、サンライズノヴァに比べると強気の価格設定といえそうですが、血統面の後押しもあるだけに、ビリーヴの血統を後世に残していくべく、ノースヒルズのバックアップもありそうで、こちらもどれだけ繁殖牝馬を集められるのか、楽しみですね。