きさらぎ賞(2018)の予想オッズと過去データから傾向を分析!

今週末2月4日(日)の京都メインは「きさらぎ賞」です。一昨年の勝ち馬サトノダイヤモンドは同年の菊花賞と有馬記念を優勝し、同年のJRA最優秀3歳牡馬を受賞しました。ついこないだアメリカJCCを制したダンビュライトは昨年の同競走の3着馬で、昨年は弥生賞と皐月賞でも3着に健闘するなどクラシック路線でも活躍。この後のクラシックや中距離路線を占う意味でも重要な一戦と言えるでしょう。

今回は過去10年間のデータをもとに人気や脚質といった基本的なカテゴリーを中心にきさらぎ賞の傾向を探っていきたいと思います。

1番人気は連対率70%、堅い決着になる傾向に

人気データ
人気 成績
1番人気 4-3-0-3
2番人気 1-2-4-3
3番人気 1-0-2-7
4番人気 0-2-0-8
5番人気 1-2-0-7
6番人気 2-0-2-6
7番人気 0-0-1-9
8番人気 1-1-0-8
9番人気 0-0-0-7
10番人気 0-0-1-4
11番人気 0-0-0-4
12番人気 0-0-0-3
13番人気 0-0-0-2
14番人気 0-0-0-1
15番人気 0-0-0-1
オッズデータ
オッズ 成績
1.0~1.9倍 1-1-0-0
2.0~2.9倍 2-1-0-0
3.0~3.9倍 0-1-0-1
4.0~4.9倍 0-0-0-2
5.0~6.9倍 1-2-5-7
7.0~9.9倍 1-1-0-6
10.0~14.9倍 1-2-0-8
15.0~19.9倍 1-0-2-4
20.0~29.9倍 1-0-0-7
30.0~49.9倍 0-1-0-7
50.0~99.9倍 0-0-1-12
100.0倍以上 0-0-1-17
馬単/三連単データ
馬単 三連単
2008 20,710円 213,030円
2009 440円 31,180円
2010 3,860円 23,630円
2011 18,610円 89,500円
2012 1,260円 4,970円
2013 5,510円 28,120円
2014 380円 3,310円
2015 390円 1,270円
2016 830円 1,570円
2017 3,580円 14,180円

1番人気は最多の4勝を挙げており、連対率も70%と高いです。過去10年で3着内に入った述べ30頭中17頭が1~3番人気の馬で、半数以上が3番人気内の馬でした。9番人気以下からは連対馬がゼロ、11番人気以下からは3着内がゼロで、堅い決着となる傾向にあります。

【該当馬】1番人気(下記「予想オッズ」を参考):
ダノンマジェスティ

予想オッズ

予想オッズ
人気 馬名 予想オッズ
1 ダノンマジェスティ 2.4
2 グローリーヴェイズ 3.1
3 カツジ 3.8
4 レッドレオン 10.2
5 サトノフェイバー 15.9
6 オーデットエール 29.6
7 ラセット 35.7
8 ノーブルカリナン 40.3
9 エポカドーロ 51.2
10 ニホンピロタイド 53.6
11 スラッシュメタル 92.3
12 スーサンドン 116.7
13 カクリョウ 219.6
14 メイショウヒサカタ 274.5
15 トーセンスーリヤ 296.9

上記の予想オッズは登録馬の独自予想オッズになります。正式オッズは馬券発売後に随時公開されますので、必ず主催者発表のものと照合しご確認ください。

■「外枠」&「差し・追い込み馬」がやや優勢も、枠・脚質ともに限りなくフラットに近い

枠番データ
枠番 成績
1枠 1-1-0-8
2枠 1-2-0-8
3枠 2-1-2-6
4枠 0-1-2-9
5枠 1-2-0-10
6枠 1-1-1-11
7枠 2-1-3-9
8枠 2-1-2-12
脚質データ
脚質 成績
逃げ 1-3-0-6
先行 5-2-2-28
差し 4-1-5-17
追い込み 0-4-3-21

コースは京都の芝1800m。データでは「外枠」がやや優勢となっておりますが、最初のコーナーまでの距離は約910mとかなり長いので枠順の有利不利は発生しにくく、極端な差はありません。

脚質は先行・差し、いずれも決まっております。馬券圏内の頭数は「差し・追い込み馬」の方が多くなっております。

【該当馬】差し・追い込み馬:
ダノンマジェスティ
オーデットエール
ラセット
ノーブルカリナン
トーセンスーリヤ

■馬体重は「-3kg~+3kg」が好走傾向に

馬体重増減データ
馬体重増減 成績
~-20kg 0-0-0-0
-19~-10kg 2-1-0-3
-9~-4kg 1-5-3-14
-3~+3kg 5-2-4-36
+4~+9kg 1-2-1-13
+10~+19kg 1-0-2-6
+20kg~ 0-0-0-1
今回減 5-6-4-28
同体重 3-0-3-17
今回増 2-4-3-28

馬体重の増減は、最多の5勝を挙げている「-3kg~+3kg」が好走傾向に。全体的には馬体重が減っている馬の好走が多いです。

■「牡馬」&「関西馬」が中心

性別データ
性別 成績
牝馬 1-0-0-2
牡馬 9-10-10-70
所属データ
所属 成績
栗東 9-9-9-69
美浦 1-1-1-4
地方 0-0-0-0
外国 0-0-0-0

「牡馬」の「関西馬」が中心となります。牝馬で馬券に絡んだのは2015年に優勝したルージュバック(1番人気)のみとなっております。

■前走「500万下だった馬」に注目、前走大敗馬は割り引きが必要

前走データ
前走 成績
福寿草特別(500万下) 1-3-2-4
未勝利 1-2-1-5
朝日杯FS(G1) 1-0-3-5
シンザン記念(G3) 1-0-1-5
ラジオNIKKEI杯(G3) 1-0-0-3
500万下 1-0-0-3
若駒S(OP) 1-0-0-3
全日本2歳優駿(G1) 1-0-0-2
京都2歳S(OP) 1-0-0-2
百日草特別(500万下) 1-0-0-0
シクラメン賞(500万下) 0-3-0-0
前走クラスデータ
前走 成績
新馬 0-0-0-8
未勝利 1-2-3-8
500万下 3-8-3-25
オープン特別 2-0-0-8
G3 2-0-1-15
G2 0-0-0-1
G1 1-0-3-5
前走着順データ
前走着順 成績
1着 4-8-4-21
2着 2-0-2-6
3着 3-1-0-7
4着 0-1-0-6
5着 0-0-0-4
6~9着 1-0-3-20
10着以下 0-0-1-9

前走は2勝以上挙げているレースがなく、極端な傾向はありません。近年はサトノダイヤモンドやルージュバックといった「500万下」から進めてきた人気馬の好走が目立っております。

前走着順は基本的には「1~3着だった馬」が中心で、前走大敗した馬が巻き返すケースはあまり見られません。

【該当馬】前走500万下:
グローリーヴェイズ
オーデットエール
スーサンドン
カクリョウ
メイショウヒサカタ
トーセンスーリヤ

■騎手は「武豊」&「M.デムーロ」に注目

騎手データ
騎手 成績
武豊 2-1-1-2
M.デムーロ 2-0-0-1
和田竜二 1-1-0-4
小牧太 1-1-0-1
C.ルメール 1-0-1-0
松若風馬 1-0-0-1
戸崎圭太 1-0-0-0
O.ペリエ 1-0-0-0
秋山真一郎 0-1-1-1
川田将雅 0-1-1-3
藤岡佑介 0-1-0-2

騎手は最多2勝を挙げている「武豊」と「M.デムーロ」に注目。

【該当馬】武豊騎手の騎乗予定馬:
なし

M.デムーロ騎手の騎乗予定馬:
グローリーヴェイズ