今週日曜中京メインレースに組まれているのが、芝2200mで行われるハンデ戦のG2・日経新春杯です。
ジャパンカップ3着からここに挑むヴェルトライゼンデはイーガン騎手確保で必勝を期しての参戦となりますが、1番人気馬が大敗を喫するシーンもこれまであったレースだけに、単勝1倍台まで人気を被るようだと危険な人気馬となるかもしれません。
一方、関東から遠征となり鞍上の伊藤工真騎手にとっても悲願の重賞初勝利が掛かるロバートソンキーは、中京競馬場ではコントレイル相手に3着と善戦した神戸新聞杯のレース内容や昨年の勢いを考えると、2,3番人気にはなりそうですが、馬券検討には加えておきたいところかもしれません。
人気を背負いそうなのが後方から競馬を進める馬たちということもあり、逃げ・先行馬で人気薄が見込めるアフリカンゴールドを穴馬で推奨したいと思います。
国分恭介騎手が引続き騎乗予定となっており、逃げるか4,5番手以内で追走、という内容で相手関係問わず競馬をしてきましたが、昨年は京都記念勝利後は、G1を連戦し大敗を喫するなど結果が残せなかった1年と言っても過言ではないでしょう。
ただ昨年もこのレースから始動して12番人気5着と好走し、京都記念勝利につながる走りを見せました。
ここ3戦の二桁着順があったためハンデが少しでも軽くなればという思いもありましたが、G2勝ち馬という点が評価されたか58kgと厳しい斤量が設定されました。自慢の先行力は不発が続いていますが、得意の舞台で久しぶりにあっと言わせる走りが見られることに期待したいですね。