ダイヤモンドS(2018)の予想オッズと過去データから傾向を分析!

17日(土)の東京メインを飾るのは、3400mの長距離ハンデ重賞「ダイヤモンドS」です。平地重賞ではステイヤーズSに次ぐ長距離戦で、当然レース巧者、長距離巧者というのが活躍しやすい舞台ではありますが、負担重量がハンデキャップという条件を生かして台頭する馬がよく見られるのもこのレースの特徴です。

今回は過去10年間のデータをもとに人気や脚質といった基本的なカテゴリーを中心にダイヤモンドSの傾向を探っていきたいと思います。

■人気サイドが堅実。「1,2番人気」は複勝率70%

人気データ
人気 成績
1番人気 6-1-0-3
2番人気 2-3-2-3
3番人気 0-0-1-9
4番人気 1-2-0-7
5番人気 0-1-0-9
6番人気 0-2-2-6
7番人気 0-0-1-9
8番人気 0-0-2-8
9番人気 0-0-0-10
10番人気 0-0-1-9
11番人気 0-0-0-10
12番人気 0-1-1-7
13番人気 0-0-0-9
14番人気 0-0-0-9
15番人気 1-0-0-7
16番人気 0-0-0-6
オッズデータ
オッズ 成績
1.0~1.9倍 0-0-0-0
2.0~2.9倍 3-0-0-0
3.0~3.9倍 2-1-2-2
4.0~4.9倍 1-1-1-3
5.0~6.9倍 3-3-0-11
7.0~9.9倍 0-1-2-14
10.0~14.9倍 0-1-2-15
15.0~19.9倍 0-1-1-4
20.0~29.9倍 0-1-0-11
30.0~49.9倍 0-1-0-20
50.0~99.9倍 0-0-2-19
100.0倍以上 1-0-0-22
馬単/三連単データ
馬単 三連単
2008 2,230円 174,080円
2009 26,950円 307,420円
2010 2,740円 151,370円
2011 4,360円 41,740円
2012 157,110円 947,270円
2013 3,800円 32,050円
2014 2,400円 11,770円
2015 1,670円 26,090円
2016 6,000円 58,400円
2017 2,660円 9,850円

1番人気は6勝で連対率70%、2番人気も複勝率70%、単勝オッズ2倍台の馬は勝率100%と、人気上位の好走率が高くなっております。

2012年に15番人気のケイアイドウソジンが逃げ切り勝ちを果たして波乱となりましたが、2,3着には1,2番人気が入着しており、ここでも上位は堅実。基本的には人気サイド、とくに「1,2番人気」が堅実な競馬をする傾向にあります。

【該当馬】1,2番人気(下記「予想オッズ」を参考):
フェイムゲーム
ホウオウドリーム

予想オッズ

予想オッズ
人気 馬名 予想オッズ
1 フェイムゲーム 2.4
2 ホウオウドリーム 4.8
3 ソールインパクト 5.3
4 プレストウィック 6.8
5 レジェンドセラー 7.4
6 リッジマン 16.7
7 ヤマカツライデン 23.6
8 リッチーリッチー 36.5
9 サイモントルナーレ 45.1
10 ラブラドライト 52.4
11 ハッピーモーメント 63.2
12 ダウンザライン 88.4
13 グランアルマダ 112.8
14 ネイチャーレット 132.6
15 デビルズハーツ 196.2
16 トウシンモンステラ 221.2
17 トレジャーマップ 302.5
18 フレンドスイート 352.7

上記の予想オッズは登録馬の独自予想オッズになります。正式オッズは馬券発売後に随時公開されますので、必ず主催者発表のものと照合しご確認ください。

■「外枠」&「差し」が好走傾向に

枠番データ
枠番 成績
1枠 1-2-1-13
2枠 1-0-1-15
3枠 1-2-0-16
4枠 0-2-2-15
5枠 3-0-1-15
6枠 0-0-1-19
7枠 2-1-1-16
8枠 2-3-3-12
脚質データ
脚質 成績
逃げ 1-0-1-10
先行 1-3-2-29
差し 6-6-5-44
追い込み 1-1-2-37

コースは東京競馬場の芝3400m。スタート後は上り坂で、直線の坂も2回上るため、アップダウンが激しいタフな長距離戦です。開催が進んでおり、内は馬場が悪くなっていることが多いため、外枠から外をゆったりと走るほうが最後の直線に力を発揮しやすい傾向があります。データでも7,8枠の好走率が良く、「外枠」が好成績です。

脚質は「差し」が圧倒的です。距離も長いため、序盤からペースはゆったりしており、3~4コーナーにかけて徐々にペースが上がっていき、最後の直線が勝負という展開が目立ちます。

【該当馬】差し馬:
フェイムゲーム
ホウオウドリーム
プレストウィック
レジェンドセラー
リッジマン
ダウンザライン
ネイチャーレット
デビルズハーツ

■ハンデは「55キロ」、馬体重は「-3kg~+3kg」が好走傾向に

ハンデデータ
斤量 成績
~50kg 0-0-2-14
51kg 0-1-1-9
52kg 0-1-1-5
53kg 2-1-0-22
54kg 1-0-3-23
55kg 2-2-2-15
55.5kg 0-0-0-0
56kg 1-3-1-21
56.5kg 0-0-0-0
57kg 1-0-0-6
57.5kg 1-0-0-2
58kg 2-0-0-2
58.5kg 0-2-0-2
59kg~ 0-0-0-0
馬体重増減データ
馬体重増減 成績
~-20kg 0-0-0-0
-19~-10kg 1-1-1-9
-9~-4kg 1-1-4-34
-3~+3kg 6-6-5-52
+4~+9kg 2-1-0-18
+10~+19kg 0-0-0-7
+20kg~ 0-0-0-0
今回減 6-3-8-60
同体重 2-2-1-26
今回増 2-4-1-34

ハンデは3着内の頭数が一番多い「55キロ」が好成績です。52キロ以下、58.5キロ以上からは勝馬がゼロとなっております。馬体重は最多の6勝をあげている「-3~+3kg」が好走しており、全体的には馬体重が減っている馬の好走が多いです。

■「4歳馬」が好走傾向に

馬齢データ
馬齢 成績
4歳 4-3-4-12
5歳 3-0-1-30
6歳 2-2-3-26
7歳以上 1-4-2-38
性別データ
性別 成績
牝馬 0-0-0-8
牡馬 10-10-10-113
所属データ
所属 成績
栗東 5-3-7-62
美浦 5-7-3-59
地方 0-0-0-0
外国 0-0-0-0

年齢は、最多の4勝をあげ、複勝率も47.8%と好走率が高い「4歳馬」に注目です。牝馬は過去10年で3着内はゼロで、所属は関東・関西どちらもほぼ同じです。

【該当馬】4歳馬:
ホウオウドリーム
レジェンドセラー
ダウンザライン

■前走が「アメリカJCC」だった馬に注目

前走データ
前走 成績
アメリカJCC(G2) 3-0-0-16
万葉S(OP) 2-2-1-29
有馬記念(G1) 2-0-0-3
日経新春杯(G2) 1-1-3-9
迎春S(1600万下) 1-1-0-5
師走S(OP) 1-0-0-0
早春S(1600万下) 0-1-1-1
ステイヤーズS(G2) 0-1-1-11
白富士S(OP) 0-1-0-8
メルボルンC(G1) 0-1-0-1
前走クラスデータ
前走 成績
1000万下 0-1-2-9
1600万下 1-2-3-16
オープン特別 3-3-1-40
G3 0-0-0-7
G2 4-2-4-38
G1 2-0-0-9
前走着順データ
前走着順 成績
1着 2-3-4-20
2着 1-3-0-10
3着 2-0-0-11
4着 1-2-2-8
5着 1-0-2-9
6~9着 1-0-2-29
10着以下 2-2-0-33

前走は最多の3勝をあげている「アメリカJCC」に注目。前走着順は順位が上位だった馬以外も満遍なく馬券に絡んでおり、凡走した馬の巻き返しも少なくありません。前走着順についてはそこまで気にしなくて良さそうです。

【該当馬】前走がアメリカJCCだった馬:
レジェンドセラー(7着)

■騎手は「北村宏司」に注目

騎手データ
騎手 成績
北村宏司 3-0-0-5
内田博幸 1-0-1-6
武豊 1-0-1-0
吉田豊 1-0-0-7
松浦正樹 1-0-0-1
A.クラストゥス 1-0-0-0
R.ムーア 1-0-0-0
T.ベリー 0-2-0-0
松岡正海 0-1-1-5
酒井学 0-1-1-3
蛯名正義 0-1-0-6

騎手は最多の3勝をあげている「北村宏司」に注目。

【該当馬】北村宏司騎手の騎乗予定馬:
トウシンモンステラ