【阪急杯2023予想】アタマは堅いがヒモは荒れる!押さえ必須の穴馬とは?

阪神競馬の日曜メインは「阪急杯」です。高松宮記念のトライアルレースということで、賞金不足の馬にとっては高い本気度を持って臨む一戦となります。

過去10年においても1番人気馬が4勝と強さを見せている反面、単勝オッズ二桁倍率の馬も4勝しており、伏兵の台頭も十分警戒しておきたいところです。

そんな中で穴を開けそうな馬として注目しているのは、7歳牡馬のミッキーブリランテです。ここ8戦は全て二桁人気となっており、前走の京都金杯も14番人気で9着に敗退。今回も伏兵的な立場での参戦となりそうです。

それでもこの馬の激走に期待したいのは、同レースとの相性の良さにあります。阪急杯には3年連続での出走となり、昨年は12番人気ながら6着に善戦。その前年は10番人気ながら2着に好走しています。そしてこの2戦はいずれも和田竜二騎手とのコンビでのもの。同馬のキャリア38戦中10戦でコンビを組んでおり、阪神1400mに限れば5戦に騎乗。同馬での阪神コース挑戦は慣れた条件となります。

脚質的に前からも後ろからも競馬ができる器用なタイプでもありますが、現状では緩い流れの前残りで粘り込んでくる競馬が一番絡んでくる可能性が高そうです。別定57kgで1400mの阪神コースなら狙ってみたいと思っていた1頭で、今回はその条件が揃っています。

また、馬券に絡んだ全14戦中、人気以上の着順に好走したのは8戦。期待以上の競馬をしてくれる馬でもあり、穴を開けるには狙ってみたい条件と言えるでしょう。

今回は坂路で52秒台とこの馬なりに好時計をマークしており、近走の中では目立って好時計。好状態で臨めるここは変わり身の期待も十分です。1番人気がしっかり結果を出す傾向が強いレースですが、ミッキーブリランテは激走期待の伏兵として絶対におさえておきたいところです。