【コーラルS予想2023】穴は〝差し馬〟に潜む

今週の阪神土曜メインは、ダート1400mで行われるリステッドのハンデ戦「コーラルステークス」です。ここ2年は連続で二桁人気馬が台頭しており、特に昨年は4番人気のスマートダンディーが勝利したものの2着には16番人気のメイショウアリソン、3着には10番人気のオーロラテソーロが入るなど、今年も波乱期待で穴馬から入ってみたいレースとなっています。

というわけで今回は強敵相手のレースに参戦を繰り返して着順を落としているホッコータルマエ産駒のレディバグに注目しました。栗東・北出厩舎の管理馬で引き続き酒井騎手が騎乗予定となっています。

栗東Sでヴァニラアイス相手に豪快な末脚を披露して勝利してからは交流重賞を転戦し、ショウナンナデシコなどG1経験馬たちを相手に走ってきました。前走の根岸Sでは二桁着順を喫するなど勢いはないものの、休み明け叩き2戦目、さらに3戦して1勝・2着1回と相性のいい阪神ダートコースに舞台が変わるのは好材料といえます。

阪神コースは3戦して1着・2着・5着。馬券圏外に敗れた5着もオープンのポラリスSで0秒5差と大きくは離されていません。ハイペースだった端午S・2着のような展開が理想で、自慢の切れる脚が使えればあっさり勝ち切る可能性は高いでしょう。

展開次第の面もありますが、人気が落ちている今回は馬券検討にはぜひ加えておきたい1頭です。