【JRAスプリングS2023予想】成長力が魅力の〝アノ馬〟に注目だ

今週の日曜日、中山競馬場では3歳クラシック第一弾の皐月賞トライアルであるG2スプリングステークスが開催されます。このレースは皐月賞に直結するかどうかの印象度的には弥生賞に劣りますが、出走頭数が揃うことが多く、レースの面白さや予想の面白さでは弥生賞に勝ると言われています。

今年のスプリングステークスは10頭だった弥生賞に対して16頭の頭数が揃い非常に楽しみなレースとなりました。このフルゲート16頭には、前走で上位人気となった馬たちやこれまで2戦2勝の未知の魅力たっぷりの馬たちが出走していますが、特に注目すべき馬はシルバーステート産駒のメタルスピードです。

メタルスピードはこれまで6戦して2勝、3着が2回、4着が2回と掲示板を外したことがありません。前評判はあまり良くないものの、この馬が父シルバーステート同様の成長力を発揮しているため注目されています。

父シルバーステートはディープインパクト産駒で、新馬戦2着の後、未勝利戦、特別戦を強い競馬で連勝したことでクラシック候補、関西の秘密兵器とまで言われた馬でしたが、屈腱炎を発症し、3歳のクラシックシーズンを全て休養することになってしまいました。約1年半の休養後、1000万、1600万の特別戦を連勝し、走れば走るほど強い競馬を魅せるという成長力を持った馬でしたが、再び屈腱炎となってしまい、5戦4勝2着1回の素晴らしい成績のまま引退しました。その仔であるメタルスピードも成長スピードは父に及ばないかもしれませんが、レースを使うたびに強い競馬を魅せるという成長力を発揮しています。

特に未勝利戦で勝った後の1勝クラス戦では、勝ち切れなかった競馬ができていた馬がしっかりと伸び、余裕のあるレースをするようになりました。まさに父親譲りの成長力です。クラスが上がって強い相手との対戦になりますが、今なら通用する可能性は十分にあると見ます。

父親譲りの成長力を発揮し、距離延長や重賞の壁を乗り越えてくれることに期待します。