今週末のドバイワールドカップデーでは6Rにダート1200mのドバイゴールデンシャヒーンが組まれ、日本でも海外馬券として販売がされます。
今年も出走するレッドルゼルは昨年、一昨年と連続で2着に惜敗していますが、これまで通用しづらかった世界のダート短距離で十分に戦えることを示しました。
また、レッドルゼルをフェブラリーステークスで破ったレモンポップも今年は参戦しており、1着と2着に入った日本馬同士の再戦にも注目が集まります。加えて、先月サウジで行われたリヤドダートスプリントで3着と4着に入ったジャスティンとリメイクも出場します。
海外からは昨年の覇者であるスイッツァランドをはじめ、アメリカ馬などが出場しており、競走は激化しています。
中でも注目されるのは、地元ドバイで活躍する牡5歳馬ムーヒーブです。前哨戦のドバウィSではスイッツァランドの3着に敗れはしたものの、大きな差のない活躍をしました。
地元の馬にとってはアメリカのブリーダーズカップと同様に特別な意味を持つドバイワールドカップで、本番へ向けた気持ちは他の陣営を圧倒するものがあるでしょう。
ドバイゴールデンシャヒーンは昨年の13番人気スイッツァランドが勝利するような意外性のあるレースでもあり、ムーヒーブが有力馬たちと差のない競馬をすることができれば、意外な結果が生まれる可能性もあるでしょう。日本馬にも声援を送る一方で、馬券ではしっかりと抑えておきたい1頭です。