【JRA高松宮記念2023予想】驚きの走りを見せた“あの馬”に注目!

中京競馬の日曜メインは春のスプリント王者決定戦「高松宮記念」が開催。荒れる時は大きく荒れるレースで、昨年は3連単が270万、2019年には440万超えの高配当が飛び出す大波乱に。かと思えば、2021年のように1番人気から3番人気が馬券圏内を締める堅実決着となり、なかなか予想が難しいレースの1つです。

今年、昨年の1着から5着までの馬が揃って出走してきたことに加え、現在4連勝中の昇り馬アグリや、トライアルレースのシルクロードステークスとオーシャンステークスの1着2着馬がそれぞれ揃って出走。好調馬VS昨年の実績馬という構図になっています。

そんな中で注目しているのは、昨年2着だった6歳牝馬のロータスランドです。

昨年2着以降は結果がでていませんでしたが、前走京都牝馬ステークスで3着に好走し、昨年の2着以来久々に馬券圏内に食い込み復調気配を漂わせています。調子が上向いていることに加え、週末は雨予報でもあり昨年の重馬場で2着となったロータスランドにとっては運が向いてきたと言えるでしょう。

評価したいのはやはり前走の内容で、実績がありながらも結果が出ていなかったロータスランドに、前走初めて岩田康誠騎手が騎乗。普段先行か差し戦法をしていたロータスランドが最後方から最内をついて追い上げると言う一発勝負的なレースをしてきたのは驚きでした。岩田康誠騎手と言えばアグレッシブな騎乗ぶりが印象的ですが、この馬との相性は良さそうです。

騎乗2走目となる今回はどういった競馬を展開してくれるのか読めないところがありますが、新たな一面を見せてきたことはプラスに捉えたいと思います。鞍上の岩田騎手としてはスタートの出方次第というところもあるかもしれませんが、今年は4枠8番と内からでも外からでもどちらからでも狙える位置からスタートできるのは好材料。

雨や枠に恵まれ、前走の内容も高く評価していることからここは激走の可能性十分と見て、有力視したいと思います。