意外と実績豊富?ノーマークだったこのコンビから買っていれば14万馬券が当たっていた!

最近よく言われるのが「外国人から買ってれば当たる」というもの。確かにそうかもしれません。特に昨年ハートレーが勝ったホープフルSは1~3着がすべて外国人騎手でした。とはいえ、落ち着いて考えるとわかるんですが、問題は「当たってなおかつプラス収支」かどうか。

外国人騎手が乗る馬=人気馬。特に条件戦ではこの傾向が顕著な感じもします。馬の能力以上に騎手が買われている、そんなイメージです。昨年の秋競馬は外国人騎手が大挙来日していました。そんな中から「外国人から買えば当たる」とばかりに馬券を買っていても点数がだけが増えていきます。ほぼ毎レース参加しなければいけないくらいの騎乗数もあるだけに、やみくもに買っていてもなかなかプラス収支に持っていくのは難しいのではないでしょうか。

となると、もう少しひねった買い方も検討する余地がありそうです。そこで推奨したいのが「矢作厩舎&中谷騎手」の組み合わせを見つけたらその馬から買う、というシンプルなもの。参考までに昨年12月にこのコンビでどんな戦績だったかを確認しておきましょう。

12月5日
寒椿賞 キョウエイギア 4番人気3着

12月13日
2歳未勝利 モズジョイ 2番人気10着
遠州灘特別 ディルガ 5番人気4着

12月19日
大須特別 ケイリンボス 10番人気3着

12月20日
2歳未勝利 リーゼントフォルテ 10番人気13着
ペテルギウスS モズライジン 4番人気6着
クリスマスキャロル賞 ブリンディス 8番人気7着

12月26日
師走S モズライジン 5番人気2着

12月27日
2歳未勝利 ライジングハイ 8番人気8着
3歳500万下 ケイリンボス 6番人気11着
千両賞 キングライオン 7番人気5着
サンクフルハンデ プルメリアスター 8番人気2着

以上の12レース中4レースで馬券に絡んでいます。着目すべきはいずれも1番人気ではないというところ。何より馬券的に美味しかったのが師走Sのモズライジンです。1着が15番人気サンマルデュークだったこともあり、馬連でも14万馬券が飛び出しています。単純にこのコンビを狙っていたら取れたかもしれない馬券です。

中谷騎手といえば、ムーア騎手が香港の不注意騎乗のため乗れなくなった朝日杯FSでシャドウアプローチで3着に食い込んでもいます。馬の実績を考えたら、いくらG1とはいえ単勝90倍まで人気が急落したのは、そのままムーア騎手騎乗だったとしたらまず考えられなかったオッズ。そういう意味でも「実力とオッズが比例していない騎手」という見方ができます。このコンビ、基本的には人気になりにくい盲点。今年も狙ってみてはいかがでしょうか。