【新潟大賞典2018予想】大穴ながら迷わず狙いたくなるハッピーユニバンス

馬券を検討する上で競馬新聞を購読される方は非常に多いことと思います。様々なコンテンツが並んでいますが、中でも最も重要なのはやはり馬柱、特に近走成績は目に留まることでしょう。好成績を残している馬は目立ちやすく、着順の悪かった馬は人気を落とすことになりますが、万馬券はそんな馬たちの激走により生み出されているだけに、穴党からすれば逆に目を引く存在となりえます。

とは言え穴馬が活躍したレースを振り返ってみると、発走前には気づけなかっただけの理由があることがほとんど。今週はハンデ重賞という舞台も加味して新潟大賞典のハッピーユニバンスに注目してみたいと思います。栗東・平田厩舎管理の6歳牝馬、父ジャングルポケット、母アドマイヤセラヴィということで重賞戦線でも活躍していたヒカルカザブエの全弟ということで知る人ぞ知る、といった立ち位置かもしれませんが血統的には比較的しっかりとしたバックボーンのある馬です。

過去5戦を見ると札幌のTVh賞で準オープンを卒業後は府中牝馬ステークス7着、エリザベス女王杯14着、愛知杯8着、小倉大賞典7着と、オープンの壁にぶつかった馬の典型とも言えるような戦績が並んでいます。それでも敢えて今回狙いたくなる材料というのが新潟コースへの適性にあります。これまで新潟では過去4レース走って【3-0-1-0】と全て馬券圏内に入っています。

斤量は最軽量の51kgが付けられましたが近走で大敗を繰り返していることもあり、牡馬相手でフルゲートとなった今回は人気低めが予想されます。今年の出走馬を見渡せば新潟コースが初めての馬も多く、コース適性と斤量差のアドバンテージを考えると侮れない一発もありえるかもしれません。