競馬を知らなくても、「武豊」の名前だけは聞いたことがある、という人も多いのではないでしょうか?日本の競馬界をリードする存在であり、数々の偉業を達成してきた武豊さん。昨年、G1完全制覇するのでなないか?とも言われていた朝日杯FSですが、残念ながら2着という結果。
ですが、その前人未到の偉業を達成する日も近いのではないでしょうか?今回は、武豊さんが今後G1を完全制覇する可能性はあるのか?について、調べて見ました。
武豊さんが天才といわれる理由
普通達成することは難しいといわれることを、次々と達成してきた武豊さん。そんな武豊さんは、1969年3月15日生まれで、現在46歳です。日本ダービーを歴代最多の5勝を誇る他、「平成の盾男」と呼ばれ1989年から1992年の間に、伝統あるG1天皇賞を4連覇するという功績を残しています。
他にもJRA通産3700勝達成や、G1・100勝達成等の記録を持っています。また、記憶に新しいのはディープインパクトの息子であるキズナに騎乗し、親子2代に渡ってのダービー制覇の記録も達成。
そんな武豊さんは現在、JRAの主催するG1レース完全制覇に王手をかけています。
武豊さんと朝日杯フューティリティーステークス
天才ジョッキー武豊さんは、あまり記録には興味をもたないと発言されていたことがありました。そんな武豊さんですが、完全G1制覇の記録だけは、少し気合の入り方が違ったうようです。獲っていないG1というのがこの「朝日杯フューティリティーステークス」なのです。
過去の成績は、15回騎乗した経験があり、2着3回、3着2回、4着3回という惜しい結果がいくつもありました。スキーキャプテンやマチカネホクシン、エイシンガイモン等の名馬に騎乗するも、そのタイトルを掴むことができませんでした。
また、2013年には、牝馬ベルカントで朝日杯に挑んだこともあり当時、注目を浴びていましたね。ですが、元々サクラバクシンオー産駒は、中山競馬場は不向きとのこともあるものの、武豊がG1完全制覇してほしいというファン気持ちもあり、ベルカントは人気を集めていましたが、結果10着と大敗。
武豊さんとエアスピネル
そんな中、2015年ついに最大のチャンスがやってきました。2戦2勝という成績で、朝日杯FSに挑むエアスピネルとの出会い。エアスピネルは、父キングカメハメハ、母エアメサイア(母父サンデーサイレンス)という超良血馬。
母馬エアメサイアにも、武豊さんが騎乗してますので、思い入れのある血統ではないでしょうか?エアスピネルは、2015年9月12日に阪神競馬場でデビューし、デビュー戦優勝。
2戦目のデイリー杯では逃げるシュウジをマークする形でレースを進め、最後の直線でムチ1発であっと言う間にシュウジを交し優勝!その差、3馬身半差の2連勝という成績を収めました。
朝日杯FS当日も、1番人気に押されていましたが、最強のライバルであるリオンディーンズの前で、またもや2着。なんとも残念な結果になりましたが、今後もG1完全制覇する可能性はキープされたままでしょうか?
G1完全制覇の可能性は高い!?
2010年の落馬事故で、しばらく思った成績が残せていなかったといわれてましたが、キズナで日本ダービー5勝目を上げたり、エイシンヒカリでも香港で優秀な成績を残したりと、昔の調子が戻ってきているように感じます。
今年も、有力馬への騎乗以来もきているようですし、このようなことから考えると、G1完全制覇の記録を打ち立てる日も、そう遠くはないのではないでしょうか?
これからも、素晴らしい記録を打ち立てていってほしいものです。