JRAのG1シーズンが続いていますが、今週日曜にはアメリカのチャーチルタウンズ競馬場でケンタッキーダービーが開催され、日本馬ではデルマソトガケ、コンティノアールの2頭が参戦を予定しています。

ダート2000mの条件で開かれるレースで、過去10年のデータでは二桁人気馬の勝利も見られ、多頭数で行われる中、馬券検討がかなり難解となりそうです。

日本でも産駒がおなじみとなっているアメリカンファラオやジャスティファイもこのレースを勝利しており、先々の種牡馬入りも期待できるレースとなっています。

地元アメリカの馬ではブリーダーズカップジュベナイル勝ち馬で連勝中のフォルテが想定では1番人気に推されそうで、1000mから1800mまで幅広い距離で勝ち鞍を挙げていることからも、今回の1ハロン延長も難なくこなしてくれそうです。一方で3年連続で1番人気馬が勝ちには結びついていないというのは気になる傾向ですが、馬券圏内には入っていることもあり、いずれにせよフォルテは馬券検討から欠かせない1頭となりそうです。

二桁人気馬の台頭という観点では日本馬のコンティノアールが穴となりそうで、UAEダービー3着、サウジダービー5着と一戦級相手にも安定した走りを見せています。前走で逃げ切り勝ちとなったデルマソトガケとの再戦になりますが、スムーズにハナを切れるかは未知数なだけに展開面、馬券妙味を考えるとコンティノアールは狙ってみたいところです。

地元馬で穴馬として狙えそうなのは、昨年はエピセンター騎乗で2着に敗れたロザリオ騎手騎乗のディスアームで、ここ3戦は2着2回3着1回と勝ちきれない競馬が続いているものの、3番手追走や6番手追走など、試走は十分といえる安定感で、一発ならこの馬かもしれません。