今週土曜京都メインレースは4歳以上オープンの別定戦、都大路Sが開催されます。

芝1800mという条件はマイラー、中距離馬ともに出走しやすい条件となりますが、例年頭数は少なく今年も10頭立ての少頭数での開催となります。

注目は異色のマル外ともいえるハットトリック産駒のエアファンディタになりそうで、エアの勝負服と大舞台のパートナーとして印象が強い武豊騎手が初騎乗での参戦予定となっています。

前走の大阪城Sでは1番人気支持を受け大外強襲の追い込みを見せたもののスカーフェイスの2着と敗れており今回こその思いは陣営も強いものと思われます。

過去5年のデータをみると1番人気馬が苦戦しているレースでもあり、武豊騎手の騎乗馬でみると2021年のマイラプソディも1番人気支持ながら2着に敗れており、連軸としては最適といえるかもしれませんが、単勝で狙うなら別の馬からのほうが面白いかもしれません。

そこで成長力を期待して狙ってみたいのが、名牝シーザリオとモーリスの間に生まれた良血のルペルカーリアです。

前走でようやく3勝クラスを突破したばかりにはなりますが、3歳時には京都新聞杯2着の実績もありオープンクラスなら十分勝ち負けが見込めそうです。

騎乗する岩田望来騎手にとっても、前走でエアファンディタに騎乗していたこともあり強敵の脚を知っているのも強味といえそうです。

今年は先にも挙げた大阪城S・2着のエアファンディタをはじめ、同舞台の京都1800mで行われたセンテニアルパークSを快勝して駒を進めるエンペザー、小倉大賞典・3着の実績が光るバジオウなどが人気上位となりそうな気配。このあたりの一枚下となれば馬券的な妙味も見込めそうで、単勝ならルペルカーリアから入ってみたいレースといえそうですね。