【京都ハイジャンプ2018予想】今年一番買える男、林騎手騎乗のアスターサムソンに要注目

林満明騎手の障害レース2000回騎乗での引退表明からずいぶん経ちましたが、今年に入り既に14戦し、あと5戦でちょうど2000回の騎乗。この調子でいけば中山大障害でアップトゥデイトに騎乗するのは別の騎手になるかといったペースに一抹の寂しさを感じますが、今週の京都ハイジャンプに出走するアスターサムソンも長く見たかったと思わせるコンビです。

サムソンの名の示すように父はメイショウサムソン、そして母の父がサンデーサイレンスという血統背景からも、芝で活躍してほしかった馬だと思われますが、平場の500万下でも苦戦していたことから新天地である障害に転向し、以降全て林騎手との出走して4戦2勝のハイアベレージでの活躍をしています。

前走の三木ホースランドジャンプステークスでは逃げて後続を突き放すという強さを見せました。障害転向と共に脚質も転換し、これが功を奏したか先行できなかった3戦目で6着になってしまった以外全てで掲示板を外さない安定感を見せています。

これまで阪神コースと中京コースの経験しかないため京都への参戦は今回が初なうえ、出走8頭と少ないながら中山グランドジャンプの4, 5着馬のルペールノエル、テイエムオペラドンや昨年の京都ジャンプS勝ち馬マイネルフィエスタなど、今回はG2ということで相手関係は一気に強化されてくることになりますが、強力な逃げ馬もいないため期待のかかる1頭です。

今年は林騎手が乗鞍を厳選されているのか勝率.357の連対率.429と驚異的な数字を叩き出しています。このレースが終われば林騎手の引退まで残すところ後4戦になり、次走では乗り替わりとなっている可能性も非常に高いですが、ぜひこのコンビにも注目していただきたいです。