【ヴィクトリアマイル2018予想】左回りは大得意のワントゥワン、藤岡佑介騎手で先週の再現も?!

先週のNHKマイルと同条件の東京マイルで争われる牝馬のマイル王決定戦、ヴィクトリアマイルが今週末行われます。

今年はフルゲート18頭。昨年の勝馬アドマイヤリード、昨年のNHKマイルの勝ち馬アエロリット、阪神ジュベナイルフィリーズとオークスのG1・2勝の実績が光るソウルスターリング、中央交流Jpn1の全日本2歳優駿を制し昨年のNHKマイルで2着に好走しているリエノテソーロ、昨年の桜花賞馬レーヌミノルといった5頭のG1馬達をはじめ、G1レースの上位常連であるリスグラシュー、レッツゴードンキ、デンコウアンジュ、ジュールポレール、そして重賞3連勝中の最重要上り馬ミスパンテール、中山牝馬ステークスを勝ち福島牝馬ステークスで2着と重賞2戦連続連対中のカワキタエンカ、昨年のローズステークスを勝っているラピッドランと言った重賞ウイナーなども参戦し、多種彩々なメンバーが揃いました。

好メンバー揃いで非常に楽しみなヴィクトリアマイルなのですが、今回筆者が注目しているのは穴馬のワントゥワンです。

ワントゥワンは、ディープインパクト産駒の5歳馬で、お母さんは重賞を4勝しているワンカラットです。血統的にも十分魅力的な馬でデビュー戦も1番人気で快勝したほどの馬なのですが、その後は500万から地道に少しずつ勝利を重ね、5歳となった今年、前々走の雲雀ステークスを勝ってようやくオープン入りを果たしました。

前走の阪神牝馬ステークスでは、2歳時以来約2年半ぶりの重賞出走となったのですが、13頭立ての12着に終わっています。重賞の壁を感じるところではありますが、今回のヴィクトリアマイルは条件的にはいきなり通用してもおかしくない舞台となっております。

ワントゥワンは左回りが大の得意であることが一つの理由です。東京競馬場の成績だけ見れば、2戦1勝でしかないのですが、同じく左回りである新潟(0-1-0-0)と中京(2-1-0-0)を
合わせてみてみると、左回りは6戦して【3-2-0-1】と連対率は実に83.3%もあるのです。今回のヴィクトリアマイルに出走する馬の中では一番左回りの勝利数が多いのです。連対率でこそ100%連対のアエロリットやエテルナミノルもいますし、レースの格も違うかもしれませんが、その2頭の2倍以上出走してのものですから、無視はできない実績と言えます。

さらに、鞍上が先週G1初勝利を飾った藤岡佑介騎手というのも個人的には好材料と思っております。同じ東京マイルで行われたNHKマイルCではケイアイノーテックに騎乗し、外から差して優勝。ワントゥワンが東京で勝利した雲雀ステークスを見てみると、まさに外から差し切って勝利したものでした。先週は京都の土曜メインの重賞の京都新聞杯も制し、2日連続重賞Vを果たした藤岡騎手。現在絶好調の藤岡騎手が壁を破って2週連続でG1勝利!というシーンが見られる可能性は決して低くはないでしょう。

先週のケイアイノーティックは6番人気でしたが、今回のワントゥワンは二桁人気が濃厚な穴馬の存在となるでしょう。それでも藤岡佑介騎手の勢いと左回り適性があれば、大番狂わせのG1制覇も十分あるのではないでしょうか?過去に2000万円馬券という超高額配当が飛び出しているヴィクトリアマイルなら、狙ってみる価値はあると思います。

ということで、今年のヴィクトリアマイルは左回り大得意のワントゥワンが藤岡佑介騎手とのコンビで先週の再現をし、2週連続でG1制覇という予想で勝負をしたいと思います。