誰もが知っている名馬、ウオッカ、シーザリオ、そしてその息子のエピファネイア、カネヒキリ、ビクトワールピサ。競馬をよく知らない方でも、1度は聞いたことがあるのではないでしょうか?これらの名馬を管理してきたのが、角居勝彦調教師です。
角居調教師は「世界のSUMII」とも言われるほど、大変優秀な成績を残しています。しかし、競馬という特殊な世界でなぜ、ここまで安定した成績を残せるのでしょうか?今回は、この角居勝彦調教師の強さの秘密に迫りたいと思います!
角居勝彦調教師のプロフィール
角居勝彦調教師は、1964年3月28日生まれで、石川県金沢市出身。2001年に、厩舎を開業し、これまでさまざまな名馬を世に輩出し、世界にも角居調教師の名前を知らしめたほどの実力の持主です。
2005年から2014年の間には、「最多賞金獲得調教師賞」や「最多勝利調教師賞」といった賞を、何度も受賞されるほどで、まさに名門厩舎です!ではなぜ、角居厩舎はここまで安定した強さを誇っているのでしょうか?
気になったので少し調べて見ますと、意外なところに強さの要因がわかってきました!
次々と活躍馬を輩出する名門厩舎の強さの秘密
まず、知っていただきたいのですが、日本中央競馬会では、一度配属が決まった厩舎を簡単に変更することはできない決まりがあると言われています。つまり、配属が決まったスタッフを調教師である厩舎のトップの立場の人間が、育てなければならないということになります。
スタッフも、もちろん人間ですので、いろいろな性格がありますよね?どんなスタッフであっても、調教師がスタッフを解雇する権利はなく、雇用はすべて日本中央競馬会が管理しています。
いくら将来が有望株であっても、上に立つ立場の人間が上手く育ててあげないと、芽がでないこともたくさんあります。これは、どんな企業にもいえることではないでしょうか?ですが、この角居調教師は、この教育者としてのた立場でも、大変優秀だといわれています。
厩舎全員のレベルの高さが強さに繋がる!?
角居勝彦調教師は、調教だけでなく人材の育成面でも大変優れていると評価されています。調教師としての技術や優秀な施設があっても、スタッフが内に秘めている力を伸ばさないと、優れたスタッフでも、力を発揮することはできないず、業界を去ることに繋がってしまいます。
角居調教師は、厩舎スタッフ全員をしっかり見て育て、厩舎全体のレベルを上げているのです。このように、厩舎全体を育成し、技術の高さを上げることによって、他の厩舎にはマネすることができない、安定した成績につながるのではないでしょうか?
これからも、厩舎一丸となって、たくさん名馬を輩出していっていただきたいと思います!