【メイS予想2018】今後の中距離路線に影響を与える可能性大!豪華メンバーの揃った要注目レース

エプソムカップと同じ舞台で行われるオープン競走メイステークスが今週土曜の東京メインで開催されます。エプソムカップが別定戦に対してこちらはハンデ戦ですが、ひょっとしたらエプソムカップよりも豪華なメンバーが揃ってしまったのでは、といったメンバー構成になっています。

昨年の2着馬で、重賞でも一番人気を背負う人気馬アストラエンブレムに、ダービー・菊花賞では穴人気になり、前走・洛陽SでOP初勝利を果たしたサトノアーサー、昨年の東京新聞杯勝ち馬ブラックスピネルや、プリンシパルS・キャピタルSとOP2勝し、今年に入っても中山金杯・東京新聞杯で上位人気に支持されているダイワキャグニーといった実績馬4頭が斤量57kgで最重量として横並びになっています。さらに、リアルインパクトやネオリアリズムを兄に持つレアリスタ、そして昨年の勝ち馬で連覇を狙うタイセイサミットが参戦を予定しています。

斤量を無視しても軸馬選定に迷うメンバーですが、更に悩ましいのがハンデ戦というところでしょう。オープンレースですが、サトノアラジン、スピルバーグやショウワモダン、ヘヴンリーロマンスなど、ここを足がかりとして出世していった馬も少なくありません。

競走名を「モンゴル大統領賞」に変更して開催された2015年を含めて、この4年連続で準OP1着から勝ち上がりたての馬がそのまま優勝していますが、今年は該当馬なし。傾向を見て勢いを買うなら、唯一前走勝ちから参戦となるサトノアーサーが軸として狙いたいところですが、東京コースでの実績が過去1戦日本ダービーでの10着のみ。また、最重量を課された馬の優勝は2011年のダンツホウテイまで遡ることになるため、現段階でも1番人気濃厚なサトノアーサーですが、ボウマン騎手騎乗で騎手人気まで背負うようであれば敢えて嫌ったほうが賢明なのかもしれません。