【JRA目黒記念2023予想】古豪の底力に期待!最大の狙い目は〝この馬〟だ

競馬の祭典ダービーが終わった80分後は、ハンデG2「目黒記念」が開催。できればダービーをガツンと的中し、いい気分で目黒記念を迎えたいところです。

ダービーも難解なレースになっていますが、目黒記念も18頭立てのハンデ戦ということでより難解になっています。

そんな18頭の出走馬の中で注目しているのは、最年長となる8歳馬、しかもトップハンデの8歳牡馬ユーキャンスマイルです。

ユーキャンスマイルは、長距離重賞の常連として大抵の競馬ファンはご存知の馬だと思います。春の天皇賞に昨年まで4年連続で出走していますし、G2阪神大賞典など重賞を3勝しているように、今回の出走馬の中では、実績最上位の存在です。

ただ、近走は昨年と今年これまでで6戦して2着が一度だけ、一昨年も6戦して阪神大賞典の2着があるだけと2021年以降は全部で12戦して重賞2着が2回ある程度で、その他は敗退が続いています。

不振が続いている状況ではありますが、今回は得意の左回りの長距離戦ということで、復活に期待したいと思います。

長距離レースは騎手の腕が重要と言われることが多いですが、まずは何と言っても馬自体の長距離適性が最重要。そういう意味でユーキャンスマイルは、長距離レースの経験は今回のメンバーの中ではダントツに多く、今回の東京競馬場での距離の近いジャパンカップに3度、同じ距離のアルゼンチン共和国杯に2度出走。結果はでていませんが、相手関係を考えれば今回のメンバーなら適性面の差で通用する可能性は十分。

年齢が8歳ということで力の衰えは気になるかもしれませんが、昨年9月には東京競馬場と同じ左回りの新潟記念で上り最速で2着に食い込んでいます。左回りの新潟競馬場は3戦して2勝2着1回と得意としていますので、ここで走ってくる可能性は十分。

ということで今年の目黒記念は、得意の条件で走れるユーキャンスマイルの復活劇に期待したと思います。