安田記念が終わり宝塚記念までG1シーズンにひと休憩を挟む中央競馬ですが、日曜東京10レースに組まれている3歳以上3勝クラスの特別戦「夏至S」は穴党には見逃せないレースと言えそうです。
過去5年のデータをみると開催条件は変則的で変わってきてはいるものの、いずれの年も二桁人気馬が馬券に絡んでおり、特に昨年は9番人気のダノングリスター、3番人気のドゥラモンド、11番人気のホウオウライジンで決着するなど大波乱も警戒しておきたいレースとなっています。
そこで今年狙ってみたいのがディープインパクト産駒の5歳牝馬エルソールです。
昇級初戦の前走は14番人気11着と勝ち馬のエナハツホから10馬身離される大敗となっていますが、このクラス2戦目で前進が見込める点が魅力で、今回は石川騎手との新コンビで挑む予定となっています。
ディープインパクトに母の父ガリレオという血統背景で、栗東・池江厩舎所属という点からも芝のクラシック路線の王道を目指したかったと思われますが、芝のマイル戦を3回使って結果が出なかったことから、その後はダート路線を使われています。
前走は大敗と言える内容なのは否めませんが、14番人気11着ということで人気以上の結果は出しており、今回も簡単には行かないでしょうが穴馬の台頭が目立つレースということもあり、終わってみたら良血馬という可能性もあり、馬券検討にはぜひ加えておきたい1頭ですね。