先週から今年の新馬戦も始まりましたが、今週は函館競馬も開幕ということで、ここからが夏シーズンの到来だと感じる競馬ファンも多いのではないでしょうか。
その函館で今週土曜日のメインレースに行われるのが3歳以上2勝クラスの特別戦「函館日刊スポーツ杯」です。
今年は13頭立てと少頭数での開催。過去5年のデータを見ると2018年にはダノンスマッシュが勝利しており、大物が頻出するわけではないものの勝ち馬の今後は気にかけておきたいレースとなっています。
また2020年には16番人気のファイブフォース、2021年には12番人気のメリーメーキングと2年連続で後方からの馬が勝利しており、人気薄の差し・追い込み馬は馬券検討から欠かせないところです。
今年の登録メンバーではシルバーステート産駒のタッカーシルバーが面白い1頭といえそうです。
昇級してからの2戦はいずれも15着、13着と大敗を喫していますが、6番人気、5番人気と穴人気支持を受けてきた中での敗戦で、今回はこのクラス3戦目、かつ函館の芝コースは2戦して3着が1回あります。
函館2歳ステークス2着馬のクリダームが武豊騎手騎乗で上位人気想定となっていますが、小倉2歳ステークス以降は精彩を欠く競馬が続いており、函館芝コースは連を外していない相性がいい舞台といえますが、あまりに人気するようなら危険な人気馬になるかもしれず、展開次第では追い込みが期待が出来るタッカーシルバーを狙ってみたいと思います。