今週日曜阪神メインレースはダート1800mで行われる3歳以上オープンの三宮ステークスです。今週から函館競馬が開幕。東京・函館・阪神と3場開催となることもあり、騎手も馬も分散することになりますが、ハンデ戦に15頭とまずまずの頭数がそろっています。
過去5年のデータをみると、2018年、2019年は該当レースがなく、2020年からになりますが、2020年はヴェンジェンス、2021年はサンライズホープ、昨年はハヤブサナンデクンと後に重賞路線で結果を残している馬たちが勝利しており、いずれも2番人気以内ということもあり、今年も2番人気以内の馬が勝つようであれば、先々まで追いかける価値はありそうです。
東京でエプソムカップが開催されることもあり、関東遠征なら乗り馬があったであろう川田騎手騎乗のシニスターミニスター産駒のキングスソードはすでに重賞でも馬券圏内に入っており、今後が期待できる1頭といえそうです。2勝クラスを10馬身差圧勝で突破した川田騎手に手綱が戻り、必勝態勢といえそうです。
前走のアンタレスSでは岩田康誠騎手騎乗で2番人気3着と人気を下回ったものの、13番手追走から末脚を伸ばしての3着で、条件戦勝ち上がりからいきなりの重賞参戦を考えると上々の内容といえるのではないでしょうか。
明け4歳、かつ兄にダート重賞で同じく追い込みでならしたキングスガードがいる血統背景からも、これからよくなっていく血統でもあり、ここを突破すれば重賞、さらにG1でも勝ち負けが期待できそうで、酒井学騎手騎乗で川崎記念3着の実績もあるニューモニュメントが強敵となりそうですが、1着通過で次のステップに進んでもらいたいところです。