【関東オークス2023予想】今年もJRA勢中心か?地方馬なら〝この馬〟が狙い目だ!

今週水曜日には川崎競馬で南関東牝馬三冠レースの最後を飾り、またグランダム・ジャパン3歳シーズンの最終戦ともなっている関東オークスが開催されます。

中央馬の参戦もあることから、南関東所属の牝馬にとっては距離の2100mも含め、超えなければならないハードルが高いレースとなっています。

ここ4年連続で、桜花賞、東京プリンセス賞を制した二冠馬が関東オークスへも出走していますが、2着、3着と善戦こそするものの、三冠達成には至っておらず、これまで南関牝馬三冠を達成しているのが2006年のチャームアスリープのみというデータからも見て取れるように、中央馬が高い壁となって立ちはだかっているようです。

今年のメンバーをみると、地方馬最有力と目されるのはドレフォン産駒のサーフズアップでしょう。8戦3勝の戦績で、重賞2勝を含め、デビュー以来の8戦全てで3着以内を確保している安定感は評価できます。

また、ローレル賞で2着に食い込んだことから川崎コースに不安はなく、位置取りに関係なく力を発揮できる強みもあります。前走の東京プリンセス賞は直線で前をカットされながらもうまく立ち回っており、小回りコースも苦にしません。

中央馬ではホッコータルマエ産駒のメイショウオーロラに注目です。3戦2勝3着1回と好成績の持ち主で、3着に敗れた兵庫CSでも、圧倒的1番人気だったミトノオーをマークする形で最後は突き放されて敗れたものの内容ある競馬ができており、先行力も魅力の一頭です。

その他中央勢では連勝中のリアルスティール産駒のフェブランシェや、マリブムーン産駒のパライバトルマインも距離延長が克服できれば能力自体は高く、今年も中央馬が優勢となりそうです。