日曜の東京メインは芝1400mで行われる3歳以上オープンのリステッドレース「パラダイスS」が開催です。今年はフルゲート16頭に対して登録15頭となっており、登録全馬が抽選なく出走でき、調整に抜かりはなさそうです。
過去5年のデータでは1番人気が0勝と苦戦のレースとなっており、2番人気は2018年のショウナンアンセム、昨年のリフレイムと2勝となっているものの、上位人気の信頼度はそこまで高くありません。
2019年は6番人気ショウナンライズ、2020年は5番人気アルーシャ、2021年は10番人気キルロードが勝利しており、穴馬を頭から狙ってみても面白いレースということで、今年も波乱を警戒して人気薄から入ってみたいところです。
そこでオープン入り後は二桁着順2回と大きく崩れてはいるものの、オーシャンステークス、京王杯SCと強い相手にぶつけてのもので、リステッドなら改めて見直してみたいグラスミヤラビに注目しました。
美浦・杉浦厩舎の管理馬で、昨秋から継続騎乗7戦目となる柴田善臣騎手が引き続き騎乗予定となっています。
3勝クラス卒業も今回と同じ東京芝1400mで、7番人気と伏兵扱いながら、13番手追走から豪快に差し切っており、今回も末脚炸裂が十分ありえる一頭です。
今回のメンバーはここ2戦を考えれば相手関係が軽くなってくるだけに、東京芝コース5戦2勝のキャリアがそろそろ生きてくるのではないでしょうか。