土曜の福島メインはダート1700mで行われる3歳以上3勝クラスのハンデ戦「TUF杯」が開催です。フルゲート15頭に登録22頭と大人気レースとなりました。
今年新設されたレースなので過去データがなく、かつハンデ戦ということもあり伏兵の台頭に警戒しつつ馬券を構築したいと思います。
上位人気が想定されるキズナ産駒のキャリックアリードは1勝クラス、2勝クラス卒業のパートナーである戸崎騎手を確保してきました。前走の三条特別では昇級初戦3着と早くもこのクラス卒業の目処をつけていますが、前走は牝馬限定戦、かつ新潟競馬場ということもあり、舞台設定が変わり牡馬相手となる今回は前走ほどスムーズな先行力を発揮するのは難しいかと思われます。
そこで今回はカレンブラックヒル産駒の4歳牡馬カズプレストに注目しました。栗東・高柳厩舎の管理馬で、一度地方へ移籍したものの園田競馬場で2戦2勝を果たし、中央復帰後は順調に勝利を重ねるなど成長が見られる馬です。
4ヶ月の休み明けで出走した2走前の麦秋Sはゲートを出たあと躓くアクシデントにも見舞われ14着大敗となりましたが、続く鶴ヶ城特別では6番人気と人気は落としたものの2着を確保。距離延長も克服できており今回もゲートさえスムーズにこなせれば勝ち負けが見込めそうです。
前走で騎乗した津村騎手を再度確保できているのも好材料で、強力な逃げ馬がいない今回はハナを主張する展開も考えられます。2番手追走から抜け出すかハナで押し切る競馬ができればチャンスは十分でしょう。