今週から北海道開催は函館から札幌競馬場に舞台を移しますが、開催2日目となる日曜メインレースには芝1200mで行われる3歳以上ハンデオープン戦「しらかばS」が組まれています。

キーンランドCや北九州記念、セントウルSに向けて賞金を加算したい馬たちが参戦を予定しており、フルゲート16頭での開催予定となりました。

今回は前走が不完全燃焼の競馬となってしまったシユーニ産駒のヴィズサクセスに注目しました。美浦・奥村武厩舎の管理馬で柴山騎手を確保して挑む予定となっています。

前走の函館スプリントSは4コーナーで前がふさがってしまい14着大敗でしたが、前々走のモルガナイトSは逃げ切りでの勝利だったこともあり、馬群に馬がとまどった可能性もあります。

昨年の函館競馬場のTVh杯は後方待機からクビ差で差し切る勝利をあげており、洋芝適性の高さは証明済みで札幌競馬場の芝も2戦して2着1回とまずまずの内容を残しています。

登録馬ではカンティーユ、マウンテンムスメはハナを主張したいところで先行激化も予想されるだけに、前がふさがっていなければ着順はもっと上に持ってこれたであろうヴィズサクセスの巻き返しに期待したいと思います。