土曜の新潟10レースはダート1800mで行われる3歳以上3勝クラスの特別戦「柳都S」が開催です。

直線の長い新潟競馬場だけに追い込みが利きそうな印象もありますが、過去5年のデータをみると全体的に先行馬が好走しており、このレースについては先行力を重視して馬券検討するのがベターでしょう

また世代別でみると、4歳馬・6歳馬が強く、不思議と5歳馬が勝てないレースとなっています。

今年出走予定の5歳馬の中ではメイショウミカワ、レブンカムイ、ロスコフは印がつく可能性があり、上位人気なら不安材料となりそうです。一方で優勝には懸念のある5歳馬でも2着、3着までなら十分狙えるデータともなっています。

4歳馬が多く登録してきており軸馬選定が難しいところですが、ダート1800mという舞台設定、また先行力も考慮してアスクドゥラメンテは期待に応えてくれるのではないでしょうか。

馬名どおり父はドゥラメンテ、加えて母はケンタッキーオークス勝ち馬で米3歳牝馬チャンピオンのプラウドスペルという良血で、1億7600万円という高額馬となっています。

父を考えると初戦は芝を試したいところでしょうが、デビューからダート1800mを選択し、これまで4戦して3勝2着1回とパーフェクト連対。このクラスを卒業できたらどこまで昇り詰めるのか、伸び代も楽しみな逸材となっています。

今回は初のコンビとなる戸崎騎手が騎乗予定となっていますが、過去4戦はいずれも異なる騎手が騎乗しておりテン乗りも問題ないでしょう。