土曜の小倉メインはダート1700mで行われる3歳以上のオープン戦「阿蘇S」です。

最有力に目されているのがダート重賞でキレのある追い込みが印象的なキングスガードの弟キングズソードで、3勝クラスの伊丹Sを勝利後は、アンタレスS3で着、ハンデ戦のオープンレース三宮Sで1着と着実に結果を残しています。

ダート重賞路線は参戦も簡単ではないだけに、秋に向けてゆとりあるローテーションを組みたい陣営にとっては相手関係が軽くなる夏場にできれば賞金加算をしておきたいところでしょう。

オープンレースだけに賞金加算のためには1着が至上命題となり、どの陣営も同様の事情を持っておりますが、過去5年のデータでは10番人気馬が2勝と波乱もあるレース傾向だけに、大穴期待で狙ってみたいのがパイロ産駒のミステリオーソです。

シルクレーシングの所有馬で、先日のエルムSで追い込みが決まったセキフウを管理している栗東・武幸四郎厩舎の管理馬です。

ミステリオーソも脚質は追い込みとなっており、ここ2戦二桁着順と結果が出ていませんが、今回は休み明け叩き3戦目、さらに昨年夏は小倉競馬場で3勝クラスを突破して、このレースで4着となっており、その後3戦の敗戦で人気が急落している今回は穴馬として絶好の狙い目といえそうです。