今週は札幌ではキーンランドC、新潟では新潟2歳Sが日曜メインで開催されますが、小倉メインは芝1800mの3歳以上オープン戦「小倉日経OP」が行われます。
過去5年のデータをみると2020年の勝ち馬サラキアがその後に府中牝馬S1着、エリザベス女王杯2着、有馬記念2着と飛躍を遂げており、今年の勝ち馬にも注目したいところです。
昨年このレース2着のシュヴァリエローズが出走を予定していますが、前走の関越Sでは休み明けながら3着に入っていることもあり、叩き2戦目の前進含め今年も侮れない1頭といえそうです。
一方過去5年で1番人気馬が最高3着という結果となっており、今年の想定ではシュヴァリエローズ、グラティアスにとっては鬼門といえるデータかもしれません。
反対に2番人気、3番人気馬は連対率も高く安定感があるため、当日のオッズ次第ですが、2, 3番人気を中心に馬券検討に入るほうがよいでしょう。
世代別でみると4歳馬が3勝、5歳馬が1勝、6歳馬が1勝となっており、穴人気になりそうな8歳馬ラセット、7歳馬カントルにとってはマイナスなデータとなっています。
また脚質でみると差し、追い込み馬が苦戦するレースとなっており、今年は生粋の逃げ馬が不在なだけに、展開は読みにくいですが、逃げて穴をあけるケースがあるメイショウチタンは要警戒といえそうです。