今週木曜には園田競馬場で兵庫所属の2歳馬限定レース第16回兵庫若駒賞が開催されます。ダート1400mで行われる1着賞金600万円のレースで優勝馬には兵庫チャンピオンシップへの優先出走権も与えられます。
2008年に兵庫若駒賞へと名称を変更するまではプリンスリートロフィーという名前で開催されており、現在は大阪スポーツを発行する東京スポーツ関西支社が優勝杯を提供しています。
昨年の勝ち馬のベラジオソノダラブはこのレース勝利後、兵庫ユースC、菊水賞を勝利しており、6月に行われた兵庫ダービーでも2着に入るなど活躍を見せましたが、過去のデータでは兵庫チャンピオンシップへの優先出走権を獲得した2004年のレッドペガサス、2005年のジョイーレが2着に入っていますが、まだ勝利がないだけに、今年の勝ち馬が兵庫チャンピオンシップでJRA勢相手に勝ち負けを演じられるか、注目したいところです。
今年は9頭が参戦を予定しており、昨年の12頭と比較すると寂しい頭数での競馬となりますが、川原騎手が継続騎乗する2戦2勝馬マミエミモモタローが3連勝なるか注目です。
父は中央競馬で息の長い活躍をみせたニシケンモノノフで、初戦は逃げ切り、2戦目は4番手から抜け出して勝利と、自在性もある1頭です。
頭数が少ないこともあり穴狙いは難しいところですが、レッドファルクス産駒の牝馬フェリシスも先行力が魅力の1頭で、前走は2番手追走から抜け出し勝利しており、山本咲希騎手が再度騎乗するのも魅力といえそうですね。