【古町ステークス予想2023】“鬼脚炸裂”なるか?バハルダール昇格期待

今週土曜新潟メインレースはダート1800mで行われる3歳以上3勝クラスのハンデ戦、古町ステークスが開催されます。今年はフルゲート15頭に登録24頭となっており、9頭が除外となる大人気レースとなりました。

過去3年のデータにはなりますが、勝ち馬は前走で掲示板を外している馬が巻き返して勝利しており、それもあってか勝ち馬の単勝人気は2020年のエムオーグリッタが5番人気、2021年のフローリンが7番人気、昨年のルリアンが4番人気と、3番人気以内の馬が勝利できておらず、今年もフルゲート必至なだけに、前走で着順を落としていながら実力はある馬をピックアップして狙ってみたいところです。

2020年と2021年は前走で柳都ステークスを使っていた馬が2,3着に入る参考度の高いレースとなっており、今年は2着だったバハルダールが該当します。

バハルダール騎乗予定の津村騎手は2020年のエムオーグリッタで1着、昨年のゴールドパラディンで2着と、このレースとの相性がいいこともあり、前走2着のため上位人気想定にはなりますが、ここは崩れなそうな気配です。

血統面でみるとここ3年は父サンデーサイレンス系の馬が勝利していることもあり、上位人気想定の馬でいえば先述のバハルダールはパイオニアオブザナイル産駒のマル外血統、戸崎騎手を確保して挑む予定のオンザラインはスクリーンヒ―ロー産駒、川田騎手騎乗予定のアナンシエーションは父ユニオンラグズのマル外血統ということで、単勝狙いでは鬼門といえるデータかもしれません。

いずれにせよ、柳都ステークスで強い勝ちっぷりを演じたバハルダールはやはり外せない1頭。序盤は全く行き脚がつかず、思っていた位置取りよりもだいぶ後方の競馬となりましたが、終わってみれば大外から物凄い末脚を使っての2着激走。この内容は何より評価したく、ここでも鬼脚発揮に期待したいところです。