今週土曜札幌メインレースは2歳重賞の札幌2歳Sですが、その前に組まれている3歳以上3勝クラスの特別戦の「日高ステークス」も見逃せない一戦。
過去3年のデータをみると、3番人気馬にとっては鬼門となっており【0-0-0-3】と3年連続で馬券圏外に苦戦しています。一方、上位人気で単勝の相性が良いのが2番人気馬で、過去3年2勝を挙げており、1番人気馬は勝利がなく2着1回となっています。
昨年は大荒れといえる結果となりましたが、2020年、2021年といずれも2番人気馬に騎乗していたルメール騎手が勝利しており、今年もルメール騎手の騎乗馬が出走する際は要警戒となっています。
世代別でみると5歳馬が苦戦しており過去3年で【0-0-1-11】と3着がやっとという内容となっています。
今年の出走馬ではシャークスポット、ショウナンアレス、モンファポリあたりが該当馬の中では印がつきそうな馬たちということで、馬券検討の際は慎重に狙いたいところです。
とは言え、ショウナンアレスは今年3勝クラスの晩春Sで3着、続く3勝クラスのフリーウェイSでも3着とあと一歩で暮らす昇格といったところまで来ている実力馬。前走の多摩川Sは5着に敗れてしまいましたが、春は東京1400mを3戦と少々疲れても出てきた様子。しっかり休んで臨めるここはパフォーマンスも戻ってきそうです。
洋芝は初ということで適正面の懸念はありますが、安定した先行力があり、タフな阪神の馬場での好走実績もあり、洋芝もこなせそうな気配は十分。メンバーも苦戦するような相手が揃っているわけでもなく、ここは能力上位の1頭となるでしょう。5歳馬不振のデータを覆せるかに注目です。
人気を集めることになりそうだが、この条件、このメンバーなら重い印を打っても良いでしょう。